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【うあぱかAct'】コンゴ民主共和国 出張談その1

5/2/2026

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みなさま、ブログをご覧いただきありがとうございます! UAPACAAパートナーズでアシスタントをしております小山です。
寒さがピークを迎えるこの時期、アフリカの太陽がとーっても恋しくなります。

さて、今回はカメルーンのお隣のお隣の国…コンゴ民主共和国(以下、DRC:Democratic Republic of Congo)についてご紹介します!
一昨年、UAPACAAの活動国の一つであるDRCで持続可能なコミュニティ・フォレストを目指した新たなプロジェクトを立ち上げ、2024年7月にDRCへ初渡航しました!

活気に満ちた首都キンシャサでの滞在、都市から活動地に向かうまでサバンナの砂の海やコンゴ河が創り出す大海原を渡る旅、そしてボノボの生息地であるMbali地区と人々の暮らしについて少しずつお伝えしていきたいと思います!
​
​◯コンゴって2つあるの!?

中部アフリカにはコンゴ共和国(以下、RC:Republic of Congo)とコンゴ民主共和国があり、DRCと比べて前者は人口とも面積も小さいですが、かつて植民地期には、現地行政官を育成する場所として機能していました。
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コンゴ民主共和国の国旗
◯アフリカ最大の人口密度!
DRCの首都はサブサハラ以南アフリカの都市の中で最大の人口密度を誇ります。国土面積は2,345,000km²(日本の約6倍)で、全人口の約15%がキンシャサに集中しています。
ちなみに…都市別の人口密度は東京が世界第1位!

また、コンゴ河によって形成された自然環境も特徴で、大型類人猿の棲家となっています。

◯隣り合う2つの首都
キンシャサからコンゴ河を挟んでRCの首都ブラザビルが位置しています。
港からモーターボートで15分ほど移動すればすぐに入国することができ、近場で買い物をするような感覚でショッピングをする人や、親戚や友達に会いに出かける人がいます。二国間の物価や税金の差を利用した商売も盛んです。
写真写真1:車窓から眺めた6月30日大通り


◯景色はマンハッタン!6月30日大通り
海外資本のデパート、有名ホテル、外国の大使館が立ち並ぶGombe地区には、両側2車線4レーンの大きな通りが5kmほど続いています。1960年にDRCがベルギーから独立した記念日にちなんで、「6月30日大通り(Boulevard de 30 Juin)」と名付けられました。

広々とした道路に、海沿いの雰囲気を感じさせるような河辺の景色、西洋スタイルの立派な建物、イエローキャブ、そしてせかせかと働く人々の様子が、まるで1980年代ころのマンハッタンにいるような錯覚を覚えました!(筆者は行ったことありませんが…)

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写真2:バイクタクシーの客待ち
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写真3:雨上がりの道路
◯ばらばらな都市の発展

首都の公共交通機関は発達していないため、移動には自家用車、タクシー、バイクなどを利用します。6月30日大通りはきちんと舗装されていますが、瓦礫や砂利が残っていたり、陥没していたり、雨降れば巨大な水たまりができて走行困難な場所もあります。そして人の多さも相まって、通勤・帰宅時間は大渋滞!大通りが車!車!車!でみっちり埋まります。

一方、ここ10年間で携帯電話の所有率は一気に上昇し、電子決済、ネットバンキングは当たり前になって来ています。電子機器をはじめ、安価な日用品、衣服の輸入販売は、携帯の普及によってさらに盛り上がっています。

これからもアクティブな消費市場として開発が進んでゆきそうです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
次回は、活動地Mbaliへつづくサバンナの航海についてご紹介します!
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参考URL:在大阪コンゴ民主共和国名誉領事館HP キンシャサ紹介ページ
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歩くことと生きること②

25/1/2026

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ジャングルの中を移動する景色
こんにちは。ボランティアの金子です。
カメルーン、ロベケ国立公園でのフィールドリサーチから帰国してもう5か月!早いものです。いまだに現地での感動は新鮮に感じます。


今回も、前回に引き続き現地での体験をお話しできたらと考えています。
ジャングルに入るキャンプ地に到着した私たちは、車のままではジャングルに入ることはできないので、車を降りて徒歩で森に入っていきます。


当たり前に”道”と述べましたが、うっそうとしたジャングルの中でいったい誰が道を作るのでしょうか。


答えはゾウです。ゾウが歩いた獣道が大きく開かれるので、そこをジャングルに住む生き物も利用し、私たち人間も道として利用するのです。(※すべての道がゾウが作ったものとは限りません。)
ジャングルの中には生き物の足跡が沢山残っています。その道を私も踏んで歩いていると、自分もその森の生き物の仲間に入れたように感じました。


歩くことは動物にも人間にも共通する、生きるための行動の最小単位ではないでしょうか。その行動を、野生に生きる生き物とジャングルの中で共有できたことが、生き物好きの私にとってはとてもうれしかったです。


それでも、楽しいことだけではありません。
ゾウが道を作ると述べましたが、ゾウはそのとんでもない力で森の木をバンバン倒していきます。ジャングルの道は倒木だらけになるのですが、ゾウの体高で余裕で超えられる倒木も、私たち人間にとっては身体全体を使っても超えるのに精一杯です。いつも身体中泥だらけになりながら、ジャングルを移動する羽目になっていました笑(それもジャングルの醍醐味ですね)
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ゾウに倒された木
このようにただの移動でも、道の開拓やジャングルの木々の間伐をしてくれているゾウですが、ロベケ国立公園に住むマルミミゾウは絶滅の危機に瀕しています。マルミミゾウを保護することは、その種のみを保存するわけではなく、ジャングル全体の生態系のバランスを保ち、保護することになるのです。

歩く話からゾウの保護の話になりましたが、野生動物と同じ高さで同じ地面を歩ける経験はなかなか他所では体験できない経験です。そういう事、ゾウと一緒に、ゴリラやバッファローと一緒に歩く事、ができる場所を地球に残せるよう努力する必要性を感じました。

次回は歩くことから離れて、現地での思い出話をもう少しお話しできればと思います。次回の投稿もどうぞお待ちください
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【うあぱかAct’】(動画有り)レア果物!?に夢中なゴリラたち

15/1/2026

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ブログをご覧いただきありがとうございます。UAPACAAパートナーズ・ボランティアの田代です。
前回に続いて、ロベケ・インターンで見られたゴリラの特集です。今回は、国立公園でも珍しいパンダヌス(Pandanus)という果物を食べているゴリラをご紹介します。
まずは、写真1と2をご覧ください。
写真1:パンダヌス密生地
写真2:ゴリラとパンダヌス
写真1では、パンダヌスが密生している場所を示しています。実は、この撮影場所から右側に目を向けると、前回紹介したプチ・サバンナと呼ばれる湿地帯(バイ)が広がっています。地面付近が少し暗がりになるほどパンダヌスが密集している様子は、まさに「ジャングル」という言葉からイメージされる風景かと思います(私だけでしょうか(笑))。
​
ここにゴリラのグループがやってきたということで、少しズームして撮影したものが写真2です。右端には、樹上に実ったパンダヌスが観察されると思います。また、少し見づらいですが、中央にはちょうどパンダヌスを食べているゴリラが見えます。パンダヌスが実をつけることや、それをゴリラが食べているシーンはほぼ観察できない貴重な出来事であるとのことで、初めて野生ゴリラを見た時と同じくらいの興奮を覚えました。

パンダヌスを食べるゴリラは皆、一心不乱にかじりついていました。その中でも、より食い意地の張っていたゴリラを紹介します(動画1、2)。
動画1:巨大なパンダヌスを食べるゴリラ

​動画1のゴリラは、まだ子供だと予想される体格をしていました。ですが、食べているパンダヌスのサイズは最大でした(笑)。顔のサイズの2倍くらいありそうなパンダヌスに食らいついており、育ち盛りなのかなと思えるほどの勢いでした。
動画2:パンダヌスに夢中なゴリラ

​動画2のゴリラは、おそらく妊娠しているメスで、お腹がポッコリしていました。食べる勢いは勿論ですが、目の前のパンダヌスに対して夢中であることが観察していてよく分かりました。実はこのゴリラと私の距離は10mもないほど至近距離でした。それにも関わらず、写真のパンダヌスを食べ切るまで、全く私には気付いていませんでした(笑)。
​
いかがでしたか?日本ではまず見られない果物と、その食事シーンをお届けできたかと思います。
次回は、撮影する我々に気付いたゴリラたちの、ユニークな反応を紹介したいと思います!
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【うあぱかAct'】森のような畑。アグロフォレストリーとは?

5/1/2026

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みなさま、明けましておめでとうございます!令和8年がスタートしました。UAPACAAは今年で設立8年目を迎えます。本年も私たちの活動とスタッフ一同をよろしくお願い致します。

さて、わたくしアシスタントの小山が担当する回では、主にロベケ国立公園周辺に住む、『森の民』と呼ばれる狩猟採集民バカについてお伝えします。詳しい説明はこちらをご覧ください。

狩猟採集民といえども農業は今や重要な現金収入源となっています。特にカカオやプランテンバナナのプランテーションが盛んです。地域住民の暮らしにかかせない農業!カメルーン東南部では、どのような農業が行われているのでしょうか。

◯アグロフォレストリー
Agriculture(農業)とForestry(森林)を掛け合わせた森林農法のことで、気候変動対策や環境負荷の軽減に役立ちます。熱帯雨林では、完全に耕地とするのではなく、必要な樹々を残し、混作する方法が見られます。

◯なんてカオス…!
見分けるのは上級レベル!「これが畑?」「どこからジャングルでどこから畑?」と思ってしまうくらい、低木や雑草が生い茂っていて、きちんと整備されていないし、散らかっているという印象でした。しかも、カカオ畑に自給用の作物(主食のプランテンバナナやキャッサバ、さつまいも、メロン等々)が色々と植わっていて、なんでもありでした。
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写真1:畑の中を通るバカの夫婦
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写真2:どこから畑なのかわからない

◯ごちゃ混ぜでいい!
しかし、この混作にはちゃんとメリットがあります。たとえば、カカオは高さ3mくらいまで育ち、生育には適度な日陰が必要となります。一方、プランテンバナナは10mくらいまで成長するため、近くに植えることで庇護樹としてカカオを長時間の直射日光から守ることができます。またキャッサバは3mくらいにしかなりませんが、カカオと同様に水はけのよいところを好むので、同じ土地で育てます。

◯森に戻る畑
写真のように、焼畑の最初のステップでは、土地が丸裸ですが、1シーズンを跨ぐと草木がどんどんと生い茂ってきて、除草作業に終われます。雨季と乾季をへて作物が成長し、数年間は収穫ができます。しばらく経つと、最初に見たあのカオスな畑のように、野生の植物も入り込み、さらに休耕することで、耕地はジャングルへと戻っていくのです。

熱帯雨林の再生力は脅威的!
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写真3:野焼きしたばかりの畑
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写真4:カカオを植えて1年目の畑

バカをはじめ、ロベケの周りで暮らしてきた人々は、森のサイクルや作物の特徴を利用しながら、持続可能な農業を行ってきました。ところが、伐採や商業狩猟目的の森林開発が進み、農地が失われたことで、畑一つ当たりの休耕期間を短くしなければならなかったり、国立公園の近くにまで人間活動の影響を加えざるを追えない状況になったり、そうすれば、地続きの公園内の動物たちにも影響を与えることになります。現地の人々の生業・生活を包括的にサポートしていく、コミュニティ・フォレストの保全もまた課題です。

(参考図書:四方篝, 2013年『バナナとカカオのおいしい関係』昭和堂)
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【うあぱかAct'】価値はハチミツだけにあらず 〜養蜂を学ぶ〜

29/12/2025

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ブログをご覧いただきありがとうございます。UAPACAAパートナーズボランティアの田代です。
先月の11月27日に、UAPACAAパートナーズ代表理事の岡安さんとともに、武蔵大学3号館の屋上に設置されている養蜂場の視察に行って参りました。今回は、この視察の内容をお伝えしようと思います。

現在UAPACAAパートナーズでは、カメルーンおよびコンゴ民主共和国(DRC)にて、精製加工が可能なプロポリス生産を地場養蜂業へ導入し、現地コミュニティの経済および生物多様性保全を推進するプロジェクトを進めています。プロポリスは、ミツバチが植物の樹液や自身の分泌物を混合して生成されるもので、抗菌・抗ウイルス作用などがあります。そのため、新型コロナを含めた各種感染症の予防や治療効果が期待されています。

このような背景から、養蜂そのものに関する情報や、現地での養蜂業の促進には何が大事かなどを知るため、武蔵大学の丸橋珠樹先生のもとを訪ねました。
武蔵大学正門で丸橋先生とお会いした後、早速3号館の屋上にある養蜂場を案内していただきました(図1、図2)。

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図1:武蔵大学3号館の屋上
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図2:養蜂箱外観

​ブロックで囲われた人工芝の上に、セイヨウミツバチの巣箱が2つありました。先生からは「この季節だとミツバチがそこまで活発じゃないから、防護服とかは要らないよ」と伺っていましたが、私の想像を超えてミツバチの出入りが確認できました。恐る恐る撮影していたところ、もっと近づいても刺されないとのことでしたので、もう少し勇気を出して写真を撮りました(図3、図4)。
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図3:花粉団子(左から橙色、黄色)
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図4:花粉団子(白色)

​なるべく刺激しないように撮影している中、ミツバチの後足に花粉を認めることができました。これは花粉団子と呼ばれています。写真をよく見ますと、橙色、黄色、白色と様々な色の花粉団子があり、丸橋先生から各ミツバチが訪れた花の種類が異なるのだろうとご解説いただきました。
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また、私は初めて知ったのですが、この花粉を集めて販売することを専門としている方もいらっしゃるとのこと。巣箱の入り口にミツバチがギリギリ通過できる穴を開けておき、通過時に落下する花粉を採取するそうです。
こちらの養蜂場では最盛期で1日あたり約50gの花粉が採取できるとのことでした。正直、多いのか少ないのか分からず、何とも言えないリアクションをしてしまいました(汗)。しかし、スギ花粉単体だと5億個に相当するようで、かなりの量であることがイメージできました。丸橋先生、ありがとうございます(笑)。

ミツバチの管理においては、ダニによる被害が大きな問題となっているそうです。中々馴染みがないかもしれませんが、実はミツバチにも感染症が存在します。丸橋先生が言及されていたのはミツバチヘギイタダニによるバロア症です。巣箱内でダニは幼虫や蛹に寄生し、体液を吸収し、様々な症状を引き起こします。これが原因でミツバチが死亡したり奇形蜂となり、全滅に陥ることもあるようです。カメルーンやDRCにおける養蜂にも注意が必要ですね。

​いかがでしたでしょうか。
私個人としては、初めて養蜂の現場を訪れたため、ミツバチが活発に活動している様子を直接観察できたことは新鮮でした。至近距離で撮影しても刺されることはなく、少し仲良くなれたかもしれません(笑)。
視察後は、丸橋先生からUAPACAAの養蜂プロジェクトに関するアドバイスをいただきました。私はマーケティングについては全くの素人でしたが、どれも非常に明快で考慮しなくてはならない重要な内容であると感じました。
この度は、貴重な機会を設けてくださった丸橋先生に、この場を借りて感謝申し上げます。
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【うあぱかAct'】歩くことと生きること #ロベケ #インターン報告

25/12/2025

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▲帰りの車窓から撮影した夕陽と道

こんにちは。ボランティアの金子です。
カメルーン、ロベケ国立公園でのフィールドリサーチから帰国して早2か月が経ちました。
前回までは動物語りの記事でしたが、実際に現地を訪れてみて、今回からは数回にかけて現地での体験をお話しできたらと考えています。

2025年7月26日から8月30日、思い返せばたくさん歩いた旅だったなと思います。
その中でも印象深い”歩くこと”にまつわる体験を今回は一つ。

東京成田から出発しカメルーンのヤウンデ空港に到着した私たちはそこから都心に向かい、
​更に都心から車で8時間と12時間、丸二日の車移動を経てロべケ国立公園に到着します。


何日もかかっているとはいえ、うっそうとしたジャングルと道路以外は何もないような場所を車に揺られながら「日本を出たあの日からたった数日でとんでもない所に来てしまったな...」と景色を眺めていると、何もない道路をてくてくと歩く現地の人々と何回もすれ違いました。
村間の移動をしているのでしょうか、現地の人はなんともない顔をしてただ道をずっと歩いていきます。
その様子は普段せわしなく時間の過ぎる日本という国から来訪し、とてつもない距離をすごいスピードで移動している異国人の私とはあまりに対照的で、現地に住む人々の”生きるリズム”を目の当たりにした体験でした。

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ジャンギのバイで動物の足跡の石膏型を取るスタッフ(左から2番目:金子 左から3番目:田代)

歩くという行為は、私たちの生活の中であまりに基本的な行為です。歩くテンポはひとりひとりが自らもつリズムであり、同時に生き物すべてが共通して持つリズムでもあります。
あっという間にすぎる車窓からの景色を眺めながら、遠くはなれた知らない土地を探検するのも良いけれど、今すれ違った村人のように、様々な移動手段が発展したこの時代に自分の身近な場所を自分のリズムで捉えることも、とても意味のある行為であり、生きるということそのものなんだなと思いました。

現地の人々がその土地で生きているさまは、あまりに新鮮で、私がアフリカに惹かれる所以のようなものを感じました。
またすぐに、行きたくなるのだろうなと思います。


今回は歩くをテーマにしましたが、今後もこのような”現地で感じたことこと”をリアルに書いていけたらなと思います。引き続き徒然草をお楽しみください。
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【うあぱかAct'】野生ゴリラとの初めての邂逅 #ロベケ #インターン報告

15/12/2025

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ブログをご覧いただきありがとうございます。UAPACAAパートナーズ・ボランティアの田代です。
世界ゴリラの日前夜祭のLIVE中継にご参加いただいた方はご存知かもしれませんが、私は7月末〜10月初めまでの約2ヶ月間、UAPACAAが支援しているロベケ国立公園をインターンとして訪問していました。この徒然草では数回に分けて、インターン期間に得た沢山の貴重な経験を皆様に共有し、現地の自然、動物たちの魅力をお届けしたいと思います。
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記念すべき第1回目のタイトルは、「野生ゴリラとの初めての邂逅」です。そもそも、今回インターンを志願した経緯として、野生ゴリラを生で見たいという思いがありました。単純な理由ですが、子供の頃からゴリラが好きだからです。
幸いなことに、インターン期間では沢山のゴリラを観察し、映像に収めることができました。今回は、ロベケ国立公園に複数存在する湿地帯(バイ)の内、プチ・サバンナから彼らの様子をお届けしたいと思います。
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図1:単独シルバーバック1(2025/8/21)
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図2:UAPACAA理事中村さん撮影(2024/6)
1枚目は、単独で現れたシルバーバック(大人のオスゴリラ)です(図1)。朝7時ごろに観察され、滞在中はゴリラの好物であるカヤツリグサを食べ続けていました。実はこの個体は、2024年にも同じ場所で観察されており、4月のクラウドファンディングでも紹介しました(図2)。ゴリラの個体識別には鼻紋などが利用されますが、この個体は下唇の少し垂れている感じが特徴的ですね。
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私にとって初めての野生ゴリラとの出会いが、この日でした。プチ・サバンナに到着し、「ゴリラがいるぞ」と教えてもらい観察できた時には、興奮を何とか抑え、写真や動画の撮影に必死でした。その日の夜、就寝前にゴリラの写真を見返していましたが、不意に涙ぐんでしまいました(笑)。この時、本当にゴリラに会えて良かったなと、心から思えました。
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図3:単独シルバーバック2(2025/8/27)
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図4:単独シルバーバック3(2025/9/2)
その後も、単独のシルバーバックを何頭か見ることができました(図3、図4)。図3のゴリラもカヤツリグサを食べているシーンです。時折、写真のようにカヤツリグサを咥えている瞬間を撮影できました。大きい体を持つシルバーバックが細い草本を咥えている様子は、サイズ感のギャップに可愛らしさを感じ、私の中でお気に入りの写真の一つです。
図4のゴリラも手に取ったカヤツリグサを、口をすぼめながら食べています。豪快に食べる様子を勝手に想像していたので、良い意味で期待を裏切られました(笑)。
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図5:7頭グループ(2025/8/25)
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図6:13頭グループ(2025/9/5)
さらに、グループでゴリラが出てくるシーンもありました(図5、図6)。図5では、グループを構成する7頭すべてを一望することができます。中心にシルバーバックが佇んでいる姿は、まさに一家の大黒柱という雰囲気を感じました。図6には、13頭のゴリラグループの一部が写っています。引きの写真で見づらいかもしれませんが、右端に子供のゴリラがお母さんゴリラの背中に乗っている姿を確認できると思います。グループの次世代が元気よく過ごしている姿は、国立公園としては一つ安心できる材料だと思います。
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いかがでしたでしょうか?ゴリラだけに絞りましたが、楽しんでいただけたら幸いです。
今回は、バイで見られたゴリラに絞りましたが、次回は異なる場所で見られたゴリラについて紹介したいと思います(私がゴリラ好きであるため、ゴリラの特集が続きます(笑))。頻繁に見られるシーンではないので、楽しみにしてもらえたらと思います。
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【うあぱかAct'】ブログの連載がはじまります!

12/12/2025

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みなさまこんにちは!UAPACAAパートナーズ・アシスタントの小山です。

今年の4月には、カメルーン・ロベケ国立公園マルミミゾウ・プロジェクトのクラウドファンディング第4弾をお手伝いさせていただきました!

​今回も終了日ギリギリまで、目標達成できるのかどきどきでしたが、継続してサポートしてくださっている方々、新たにサポーターになってくださった方々から温かいご支援を賜り、成功を収めることができました。この場を借りて、改めて、心より感謝申し上げます。
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さて、先のクラウドファンディングでは活動報告という形で、UAPACAAパートナーズのスタッフとボランティアが、それぞれの持ち味を活かして記事を発信させていただいておりました。
ありがたいことに、記事を読んでくださった方々から好評をいただき、私たち自身これからも勉強に励むとともに私たちの活動をさらに良く知っていただくためにも、ブログの形で定期的に情報発信をさせていただくことになりました。


テーマは自然と動物だけでなく、そこに住む人々の暮らし、ジャングルやサバンナ出張の旅行記、発展するアフリカの都市の様子など、UAPACAAパートナーズの活動に関連するさまざまなトピックを提供したいと思います。
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筆者は、獣医師免許を持ち、両生類から鳥類まで日々多くの命を救っている田代さん、貪欲な好奇心でリアルと想像の実現を追い求める美大生の金子さん、カメルーンで狩猟採集民研究をしております小山です。

​我々3人で、毎月ブログを更新していく予定です。

田代さんと金子さんは、7月から行ってきたカメルーンのロベケ公園の、現地体験ほやほやのエピソードも発信していきたいと思います!


またブログページ下部には、いいねボタンやコメント送信機能がありますので、テーマのご要望やご質問などあればお気軽にお寄せください。右下の「Messenger」アイコンからはUAPACAAパートナーズへ直接メッセージを送ることができます。

日々の中で、みなさまがアフリカと森をちょっぴり近くに感じられるような話題を、フランクにお届けしていきます。

(本当は夏から開始の予定でしたが、ホームページアプリの不具合修復に思わぬ時間が取られ、遅れてしまいました。申し訳ありません)


それでは今月より、よろしくお願いいたします!
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【カメルーン・ロベケ国立公園支援】野生動物観察ツアーへのお誘い

7/7/2025

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2020年から約2年間、コロナ禍の拡大で世界中の観光業が、大打撃を受けました。自然保護活動の中でも、野生動物と地域の持続可能な発展を共存させる重点政策として、各地で進められていたエコツアー開発も、当然、開店休業に…。
​特にロベケ国立公園は、カメルーンでも最奥部の熱帯ジャングルの真っ只中、(アクセスは大変ですが)その原初の自然の美しさ、知る人ぞ知る大型野生動物の宝庫として、売り出そうとしていた矢先でした。
【参考】ロベケ国立公園までの、1泊2日の旅
当初、コロナのパンデミックが引き起こした懸念は2つ。1つは致死的感染症による人的被害の拡大と野生動物への影響、そして2つ目は国境封鎖などによる、経済活動の停滞でした。
カメルーンやコンゴ民主共和国などアフリカ中部の国々では、幸い人的被害も野生動物への影響もほとんどなかったのですが、2つ目の経済の停滞は都市部から離れた地域に、大きな爪痕を残しました。ロベケ国立公園も、2022年までの2年間は訪問客がたった6人に留まり、エコツアーの復興は大きな課題となってしまいました。昨年までの客足の戻りも、ヨーロッパから東や南アフリカへの、怒涛のバカンスラッシュに比べ遅々たるものです。
そこでUAPACAAパートナーズとしても、国立公園と地域コミュニティをバックアップすべく、日本でロベケ・エコツアーをプロモーションしていくことになりました。国立公園当局が募集・受入するツアーで、岡安が通訳として同行可能な日程は、現在のところ以下を予定しています。ご興味が湧いた方、中身をもっと詳しく知りたい方は、ぜひ申込フォームから1度、お問い合わせください!
<日程>
ロベケ国立公園が主催するエコツアーのご案内です。カメルーン首都ヤウンデの、ホテル集合・解散の『着地型ツアー』となります。航空券やオンラインのビザ申請等の手配はご自身でお願いいたします。
第一弾:7月28日朝ヤウンデ集合〜8月8日午後ヤウンデ解散(現在1名様参加可能)
※ 7/31〜8/3 地域のピグミーや農耕民の人々のお祭りがあります

第二弾:8月10日朝ヤウンデ集合〜8月21日午後ヤウンデ解散(最大3〜4名様)
第三弾:12月29日朝ヤウンデ集合〜1月6日午後ヤウンデ解散(最大3〜4名様)
※ 
第二弾の後、〜10月1日までの間、また第三弾の前後で、ご希望に合わせ日程をカスタマイズしたツアーを組むことも可能です。
ヤウンデ↔︎ロベケ国立公園:ランドクルーザーで1泊2日
ロベケ国立公園:2泊3日のプチ・サバンナ訪問(片道6km歩きます)。その後、参加者の体調を確認し、ジャンギのヨウムの乱舞を観察する4泊5日のサファリに挑戦(プチ・サバンナで前後泊+ジャンギまで約12km)

全行程:移動4日、サファリ3日+5日=8日、計12日間の純野生動物観察の旅
 <予算>
国立公園支払約350万XAF(≒€5,300)と通訳経費€1,000を、現金でご用意ください。
※ 現地で清算しますが、ヤウンデからロベケまでの移動中の食費・宿泊費は含まれません(片道約2万XAF)。
※ 日本円を直接XAFに換金できませんので、€でお持ちください。
※ カメルーン国内への外貨の持ち込みは上限があり(100万XAF相当≒約€1,500)、超過分に税関で課税される可能性があります(数%)。

    <ロベケ国立公園エコツアー申込>

    アルファベットで、名前を先に苗字を後に記入してください。
    第一弾〜第三弾から選び、あるいはご希望の期間をご記入ください。第二弾のあと10月初めまで、岡安がカメルーン滞在中は受入が可能です。※ 内容に関するご質問のみでも、お気軽にお寄せください。
送信
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お正月にご案内した例:拡大すると、各地点で観察できる可能性が高い動物たちの名前がわかります
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【うあぱかAct'】生物多様性を守るために 〜多様な生物の魅力に触れることから〜

22/5/2025

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ボランティアの田代です。
私のブログでは獣医師というバックグラウンドを活かし、野生動物に纏わる医療的な内容、そして皆様と一緒に深く考えられる題材の提供を心掛けようと思っております。
初回は、「生物多様性」についてです。
1992年5月22日に「国連生物多様性条約」が採択されたことを記念し、5月22日は「国際生物多様性の日」と制定されました。これは、人々に生物多様性の重要性や生物多様性が直面する危機について考える日となっています。生物多様性はどこかで聞いたことがある有名な用語だと思いますが、これを保つことがどうして重要なのか、また生物多様性を維持する具体的な方法は何なのかを深く考える機会は少ないかと思います。今回はこれらを掘り下げ、自分達に何ができるかの私見を述べ、皆様と一緒に考えてみたいと思います。

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我々が生きる地球上には様々な生物が存在していることを、生物多様性と言います。生物が多様であることの利点は、環境への適応力とそれらが作り出す生態系の豊かさです。例えば、寒冷地でしか生息できない生物のみ存在する時、気候変動で気温が上昇すればすぐに絶滅してしまいます。多様な生物が存在するなら、生き残る種も増えてくると考えられます。そして、多くの生物が多様な関わりを持つことで、多様な生態系が生まれます。

​これは、動物としての人に豊富な食料資源をもたらすだけではなく、社会に生きる人に魅力的な観光地を提供するなどの文化的な側面も持ちます。このように、普段の生活では実感しづらいかもしれませんが、生物が多様であることの恩恵は多岐に渡ります。

しかし、近年は世界中で生物多様性が急速に失われつつあります。具体的には、1975年以前は絶滅速度が1年間で1種以下でしたが、現在は1年間で約4万種の生物が絶滅しているとされています(環境省より)。原因としては過剰な土地開発、乱獲、外来種の侵入、地球温暖化による気候変動などが挙げられます。このまま放置すれば、より多くの生物が絶滅し、地球上の生物全てが不利益を被ることになります。

この現状に対し、私たちができることは何でしょうか。私は小学生の頃、過剰な二酸化炭素が地球温暖化を引き起こしていると知り、車や電車には乗らないという極端な行動をしたことがあります。初めは誇らしく感じていましたが、友達と遊びに行ったり家族と旅行したりする度に、車や電車は使いたくないと言い張り、周囲に迷惑かけていました。やがて、自分も不便に感じ、この活動は断念しました。

ロベケ国立公園の動物達:皆様が少しでも現地の動物達に魅力を感じていただけましたら幸いです。
マルミミゾウ
ロベケ国立公園の動物達
ゴリラ
センザンコウ

​このような経験から,生物多様性を守るために、まずは地球には多くの生物が存在し、それらの魅力に触れることから始めるべきだと考えます。もちろん、地域の食材を積極的に選ぶ、節水・節電を心がける、自然保護のボランティア活動に従事するなど、やれることは沢山あります。しかし、これらは個人レベル、地域レベル、そして国レベルで協力し、かつ長期的に継続しなくてはなりません。残念ながら、思い付きでの行動で生物種の減少を抑えられるほど、生態系は単純ではないというのが現実です。

​そうすると、大規模かつ長期的に継続するにはどうすれば良いかという問題に直面します。ここで役に立つのが、生物が多様であることの強い実感と、それに触れることの魅力を知ることだと思います。例えば現代社会における節水や節電は、多くの人が不便に感じる内容だと思います。そのような活動でも続けようと思うためには、多様な生物への興味関心が必要だと思います。当時小学生の私は、生物に魅了されていたわけではありませんでした。そもそも、守るべき対象に興味を抱いていなかったのだと、今は振り返ることができます。

「大変だけど、自分が体感したあの魅力的な生態系を守ろう」
​という単純な理由こそが、継続する力につながると思います。そして、一人一人が長期的な活動を行えば、周囲の人の目にも留まりやすくなり、その活動の規模を拡大することにつながります。「生物が沢山存在することは、こんなにも魅力的なことなんだ」という実感を大事にすべきかと思います。

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