ウアパカ 徒然草 UAPACAA Blog

UAPACAA PARTNERS
  • HOME
  • 私たちについて/団体情報
    • 新着情報 / イベントカレンダー
    • ウアパカ徒然草
  • 入会する / 寄附する
    • 寄附控除について
    • 会員専用メルマガArchive 2019 - 2020
    • 会員専用メルマガArchive 2021 前期
    • 会員専用メルマガArchive 2021 下期
    • 会員(2口以上)専用・現地レポート
  • 活動内容
    • Africa Jungle ファクトシート
    • Cameroon >
      • ゴリラとゾウの森を守る!
      • ゾウと象牙取引
      • ゴリラとジャングル
    • Congo >
      • 最後の類人猿ボノボ
      • 【JFGE】Mbali地区のエコツアー復興
    • Bhutan >
      • 野生アジアゾウの受難
      • 森の国ブータン『奇跡の谷』新聞

【うあぱかAct'】おいしい!カメルーンのジャングルキャンプ飯

25/2/2026

0 コメント

 
写真
鶏肉のソースとお米のキャンプ飯
こんにちは。ボランティアの金子です。

今回からは、前回と前々回の”生きること”からつながり、カメルーンのキャンプ中のご飯についてご紹介していきます。お腹が空いてしまうことは不可避!空腹時の閲覧は注意ですよ…!

ジャングルの中を移動し到着したキャンプ地は、キッチンでもありダイニングでもあります。キャンプ地での料理は焚火で行い、水は近くの川で汲んだものを良く煮沸して調達します。食材はジャングルの中で採ることは出来ないので、パンや米、缶詰、卵など、キャンプ滞在日数分を村で購入し持って行きます。(調理や食材の運搬は、炊事担当のスタッフさんや、ポーターさんが行ってくれます。)
​

ここからは実際食べたキャンプ飯を写真とともにご紹介!

写真
ご飯を焚火で炒めている様子

​こちらが調理風景。ご飯にトマト缶を混ぜて炒めてくれています。ここに時々鯖缶が入ってきたりもします。カメルーンでも米は食べられており、日本のものよりも細長く、軽い、さらさらしたものです。塩を入れて茹でて炊くので、何もつけなくても少し塩味があります。
​

気になるお味ですが、おいしい!
カメルーンのご飯は、一日の楽しみが食事になり、がっついて食べてしまうぐらいどれも美味しかったです。(国民の皆さん、舌が肥えているんだろうな...)


​

〇お米を使用したご飯

写真
鶏肉とピーナッツソースのご飯
写真
トマト缶で炒めたご飯と卵焼き
これもお米を使用した夜ご飯です。カレーのようにかかっているのは、干した魚をピーナッツソースと絡めて作ったスープのような、ルーのような舌触りのものです。味はカレーのような味ではなく、ピーナッツのまろやかさと魚のだし、塩など、優しいシンプルめな味です。レモンを絞って食べるのですが、それがアクセントになってとっても美味しい。
こちらもお米系のご飯。トマト缶と炒めたものです。奥にあるのは卵焼きです。これは朝ごはんの画像なのですが、朝には基本卵が出てくることが多いです。卵焼きにはよく野菜が入っています。

​


​〇パンやパスタなどを使用したご飯

写真
トマト缶とサーディンのパスタ
写真
卵焼きとパンの朝ごはん
同じくこちらも日中のご飯。ご飯以外ではパンやパスタも出てきます。どちらも美味しい!私は画像の村で購入したパンがしっかり小麦の味がして、日本で売ってたら買いたいぐらいおいしくて好きでした。


​​〇キャッサバを使用したご飯

写真
クスクスと煮魚のスープ
写真
クスクスと野菜のソース
お米、パン、パスタ以外にも主食があります。それがこのキャッサバの粉をこねて蒸したもの。クスクスと呼ばれています。味と触感は発酵したお餅のような感じです。お米のように、ソースと一緒に食べます。美味しい。しょっぱさなどは無いので、砂糖をつけたらデザートのような風味にもなります。
ボリュームがしっかりあり、お腹の中で膨らみます。私はそれで一回、食べ過ぎて戻しました。でも食べ過ぎぐらいには美味しい。ジャングルの中ではいつもの2倍ぐらい食べていました。


いかがだったでしょうか、お腹は空きましたか?私は記事を書いていて現地の食事が恋しくなってきました...。日本でもアフリカ料理が食べられるお店はわずかにあるようです。皆さんもぜひ、食という面から更に現地に興味を持っていただけたらと思います。
来週はキャンプ以外で食べたカメルーンのご飯を紹介していきます!まだまだご紹介できていない美味しいものは沢山!ぜひお楽しみに!

​
0 コメント

【うあぱかAct’】ゴリラのボディーランゲージ

15/2/2026

0 コメント

 
ブログをご覧いただきありがとうございます。UAPACAAパートナーズ・ボランティアの田代です。
前回に続いて、ロベケ・インターンで見られたゴリラの特集です。今回は、人の存在に気付いたゴリラがどんな行動をしたか、一緒に見てみましょう!
早速、こちらの動画をご覧ください。
動画1:ドラミング
​

これは、「ドラミング」です。ゴリラの代名詞(!?)と言えるほど、有名なジェスチャーかもしれません。実は、このゴリラは前回のブログで紹介した「パンダヌスに夢中なゴリラ」と同じ個体です。パンダヌスを夢中で食べていたのですが、途中で私や現地ガイドさんの存在に気付いて少し遠ざかり、我々に向けてドラミングをした時の映像です。

実際のドラミングは、皆さんのイメージ通りだったでしょうか?おそらく、素早く胸を叩き、「ポコポコポコ」と高めの音を出す様子に驚かれたと思います。よく見ると、手は開かれていて、手のひらで胸を叩いていますね。ドラミングを真似する時は、手を拳にしてしまわないよう注意が必要ですね!(笑

ドラミングは、一見すると威嚇なのかなと思わせるほど雄々しいものですが、そうではありません。実際には、高まった感情を放出したり、自分の存在を示すためにドラミングをします。そのため、むしろ争いを避けるための行動でもあり、仲間内では「遊びたい」という友好的な気持ちを示すものでもあります。
この場面では、「ご飯食べている最中でしょうが!」といったところでしょうか(笑

また、こちらの動画もご覧ください。
動画2:クラッピング
​

先ほどとは違う個体ですが、パンダヌスを食べていたところで我々に気付いたというシチュエーションは同じです。そしてドラミングではなく、手を数回叩いており、「クラッピング」と呼ばれるようです。

野生ゴリラにおけるクラッピングについては情報が不足していますが、行動の意味はドラミングと似ているようです。ただ、UAPACAAパートナーズ代表理事の岡安さん曰く、子ゴリラやメスゴリラでは見かけるけれども、シルバーバック(大人のオスゴリラ)ではあまり見たことないとのことでした。
実際、このゴリラも体格は小さく、子ゴリラであると推測されます。我々のことを警戒していたのでしょうが、手を叩く動作は本当に人間そっくりで、食事の邪魔をした申し訳なさより、可愛い姿が見られたという興奮が上回りました(笑

​いかがでしたでしょうか。野生ゴリラの、人間に対するリアルな反応をお届けできたのではないかと思います。
今回で三度に渡ったゴリラ特集は、一時終了にしたいと思います。次回からは、ゴリラ以外の動物も紹介していきたいと思います。ロベケ国立公園には、魅力的な動物がたくさんいますので、彼らのジャングルでの生き生きとした姿をお見せできたらと思います!
0 コメント

バレンタインデー=コンゴ民主共和国にしかいない『世界ボノボの日』❣

14/2/2026

0 コメント

 
日本では日付が変わってしまいましたが、アフリカ中部はまだ日暮れ前。岡安@カメルーン・ロベケ国立公園です。ついさっき、ポン・カッセとプチ・サバンナの視察から、公園事務所に戻ったところですが、今日はコンゴ民主共和国(DRC)の話題をお届けします。

というのも、人々が愛を語る『バレンタインデー』の今日は、私たちアフリカ中部の自然保護関係者にとっては、『世界ボノボの日』記念日。アフリカ大型類人猿の中でも、特に絶滅の恐れの高いボノボたちは、コンゴ民主共和国の中央部、コンゴ河とカサイ河に挟まれた限られた地域にしかいません。
写真
写真
Nkalaグループのボノボ
写真
サバンナと森がパッチ状に広がるバテケ高原の景観(ンコ村)
そんなボノボたちが絶滅の憂き目に遭わないように、長きにわたり自主的に守ってきた人々が、UAPACAAパートナーズが協力しているMbali地区のテケの人々です。村の後背地に広がるコミュニティ・フォレストを、ボノボと共存するために区分けして、特にボノボの生息に重要な地域を私設保護区として、生業のための狩猟や伐採などを自粛しています。
今回は趣向を変えて、そんなボノボの隣人たちの暮らしの向上のために、一昨年から開始した活動をご紹介しましょう!中でも期待しているのが、養蜂業の興隆です。

養蜂はハチの集めるハチミツの人気もあり、またハチたちが健全に暮らせる=採蜜植物が広く分布する森を守ろうという意識を、コミュニティに醸成する効果があることから、自然保護活動の一環として広く手掛けられてきています。ただ、アフリカ中部の熱帯ジャングル地域、特に​DRCではほとんど定着しておらず、首都キンシャサのスーパーなどで出回っているのも、野生のものをフィルターして安く売っているものがほとんどです。

ただ、栄養食品としての価値は広く知られており、村でもハチミツが売りに出たと聞くと、少々お高くても1日~2日で売り切れてしまうほど引く手あまただとか。品質管理ができる養蜂はポテンシャルも高く、コロナ禍の前にWWF DRCがMbali地区の8村を対象に研修を行い、技術を持っている村人がいるというアドバンテージもあり、地球環境基金の助成金を得て2024年夏から取り組みを再開しました。

今回、キンシャサ大学の研究室の協力も得て、1月に初めての成果を確認しに行ってきました!
結果は上々で、ご覧の通りしっかりハチのコロニーが定着した養蜂箱がたくさん。Nkala村を初めハチミツを収穫・販売できた村もあり、先行きが楽しみです。面白かったのは、コミュニティ・フォレストをボノボたちと分かち合い、慣れたボノボのグループが観察できる村ほど、どうやらミツバチの群れも強力でたくさんのハチミツが採れる傾向があるらしいこと。まだまだ最初の結果でこれから慎重な検証が必要ですが、もし養蜂に具体的なボノボ保護の成果が表れたのだとしたら…ワクワクが止まりませんでした!!
0 コメント

【うあぱかAct'】コンゴ民主共和国 出張談その1

5/2/2026

0 コメント

 
みなさま、ブログをご覧いただきありがとうございます! UAPACAAパートナーズでアシスタントをしております小山です。
寒さがピークを迎えるこの時期、アフリカの太陽がとーっても恋しくなります。

さて、今回はカメルーンのお隣のお隣の国…コンゴ民主共和国(以下、DRC:Democratic Republic of Congo)についてご紹介します!
一昨年、UAPACAAの活動国の一つであるDRCで持続可能なコミュニティ・フォレストを目指した新たなプロジェクトを立ち上げ、2024年7月にDRCへ初渡航しました!

活気に満ちた首都キンシャサでの滞在、都市から活動地に向かうまでサバンナの砂の海やコンゴ河が創り出す大海原を渡る旅、そしてボノボの生息地であるMbali地区と人々の暮らしについて少しずつお伝えしていきたいと思います!
​
​◯コンゴって2つあるの!?

中部アフリカにはコンゴ共和国(以下、RC:Republic of Congo)とコンゴ民主共和国があり、DRCと比べて前者は人口とも面積も小さいですが、かつて植民地期には、現地行政官を育成する場所として機能していました。
写真
コンゴ民主共和国の国旗
◯アフリカ最大の人口密度!
DRCの首都はサブサハラ以南アフリカの都市の中で最大の人口密度を誇ります。国土面積は2,345,000km²(日本の約6倍)で、全人口の約15%がキンシャサに集中しています。
ちなみに…都市別の人口密度は東京が世界第1位!

また、コンゴ河によって形成された自然環境も特徴で、大型類人猿の棲家となっています。

◯隣り合う2つの首都
キンシャサからコンゴ河を挟んでRCの首都ブラザビルが位置しています。
港からモーターボートで15分ほど移動すればすぐに入国することができ、近場で買い物をするような感覚でショッピングをする人や、親戚や友達に会いに出かける人がいます。二国間の物価や税金の差を利用した商売も盛んです。
写真写真1:車窓から眺めた6月30日大通り


◯景色はマンハッタン!6月30日大通り
海外資本のデパート、有名ホテル、外国の大使館が立ち並ぶGombe地区には、両側2車線4レーンの大きな通りが5kmほど続いています。1960年にDRCがベルギーから独立した記念日にちなんで、「6月30日大通り(Boulevard de 30 Juin)」と名付けられました。

広々とした道路に、海沿いの雰囲気を感じさせるような河辺の景色、西洋スタイルの立派な建物、イエローキャブ、そしてせかせかと働く人々の様子が、まるで1980年代ころのマンハッタンにいるような錯覚を覚えました!(筆者は行ったことありませんが…)

写真
写真2:バイクタクシーの客待ち
写真
写真3:雨上がりの道路
◯ばらばらな都市の発展

首都の公共交通機関は発達していないため、移動には自家用車、タクシー、バイクなどを利用します。6月30日大通りはきちんと舗装されていますが、瓦礫や砂利が残っていたり、陥没していたり、雨降れば巨大な水たまりができて走行困難な場所もあります。そして人の多さも相まって、通勤・帰宅時間は大渋滞!大通りが車!車!車!でみっちり埋まります。

一方、ここ10年間で携帯電話の所有率は一気に上昇し、電子決済、ネットバンキングは当たり前になって来ています。電子機器をはじめ、安価な日用品、衣服の輸入販売は、携帯の普及によってさらに盛り上がっています。

これからもアクティブな消費市場として開発が進んでゆきそうです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
次回は、活動地Mbaliへつづくサバンナの航海についてご紹介します!
​
参考URL:在大阪コンゴ民主共和国名誉領事館HP キンシャサ紹介ページ
写真
0 コメント

【うあぱかAct'】歩くことと生きること②

25/1/2026

0 コメント

 
写真
ジャングルの中を移動する景色
こんにちは。ボランティアの金子です。
カメルーン、ロベケ国立公園でのフィールドリサーチから帰国してもう5か月!早いものです。いまだに現地での感動は新鮮に感じます。


今回も、前回に引き続き現地での体験をお話しできたらと考えています。
ジャングルに入るキャンプ地に到着した私たちは、車のままではジャングルに入ることはできないので、車を降りて徒歩で森に入っていきます。


当たり前に”道”と述べましたが、うっそうとしたジャングルの中でいったい誰が道を作るのでしょうか。


答えはゾウです。ゾウが歩いた獣道が大きく開かれるので、そこをジャングルに住む生き物も利用し、私たち人間も道として利用するのです。(※すべての道がゾウが作ったものとは限りません。)
ジャングルの中には生き物の足跡が沢山残っています。その道を私も踏んで歩いていると、自分もその森の生き物の仲間に入れたように感じました。


歩くことは動物にも人間にも共通する、生きるための行動の最小単位ではないでしょうか。その行動を、野生に生きる生き物とジャングルの中で共有できたことが、生き物好きの私にとってはとてもうれしかったです。


それでも、楽しいことだけではありません。
ゾウが道を作ると述べましたが、ゾウはそのとんでもない力で森の木をバンバン倒していきます。ジャングルの道は倒木だらけになるのですが、ゾウの体高で余裕で超えられる倒木も、私たち人間にとっては身体全体を使っても超えるのに精一杯です。いつも身体中泥だらけになりながら、ジャングルを移動する羽目になっていました笑(それもジャングルの醍醐味ですね)
写真
ゾウに倒された木
このようにただの移動でも、道の開拓やジャングルの木々の間伐をしてくれているゾウですが、ロベケ国立公園に住むマルミミゾウは絶滅の危機に瀕しています。マルミミゾウを保護することは、その種のみを保存するわけではなく、ジャングル全体の生態系のバランスを保ち、保護することになるのです。

歩く話からゾウの保護の話になりましたが、野生動物と同じ高さで同じ地面を歩ける経験はなかなか他所では体験できない経験です。そういう事、ゾウと一緒に、ゴリラやバッファローと一緒に歩く事、ができる場所を地球に残せるよう努力する必要性を感じました。

次回は歩くことから離れて、現地での思い出話をもう少しお話しできればと思います。次回の投稿もどうぞお待ちください
0 コメント

【うあぱかAct’】(動画有り)レア果物!?に夢中なゴリラたち

15/1/2026

0 コメント

 
ブログをご覧いただきありがとうございます。UAPACAAパートナーズ・ボランティアの田代です。
前回に続いて、ロベケ・インターンで見られたゴリラの特集です。今回は、国立公園でも珍しいパンダヌス(Pandanus)という果物を食べているゴリラをご紹介します。
まずは、写真1と2をご覧ください。
写真1:パンダヌス密生地
写真2:ゴリラとパンダヌス
写真1では、パンダヌスが密生している場所を示しています。実は、この撮影場所から右側に目を向けると、前回紹介したプチ・サバンナと呼ばれる湿地帯(バイ)が広がっています。地面付近が少し暗がりになるほどパンダヌスが密集している様子は、まさに「ジャングル」という言葉からイメージされる風景かと思います(私だけでしょうか(笑))。
​
ここにゴリラのグループがやってきたということで、少しズームして撮影したものが写真2です。右端には、樹上に実ったパンダヌスが観察されると思います。また、少し見づらいですが、中央にはちょうどパンダヌスを食べているゴリラが見えます。パンダヌスが実をつけることや、それをゴリラが食べているシーンはほぼ観察できない貴重な出来事であるとのことで、初めて野生ゴリラを見た時と同じくらいの興奮を覚えました。

パンダヌスを食べるゴリラは皆、一心不乱にかじりついていました。その中でも、より食い意地の張っていたゴリラを紹介します(動画1、2)。
動画1:巨大なパンダヌスを食べるゴリラ

​動画1のゴリラは、まだ子供だと予想される体格をしていました。ですが、食べているパンダヌスのサイズは最大でした(笑)。顔のサイズの2倍くらいありそうなパンダヌスに食らいついており、育ち盛りなのかなと思えるほどの勢いでした。
動画2:パンダヌスに夢中なゴリラ

​動画2のゴリラは、おそらく妊娠しているメスで、お腹がポッコリしていました。食べる勢いは勿論ですが、目の前のパンダヌスに対して夢中であることが観察していてよく分かりました。実はこのゴリラと私の距離は10mもないほど至近距離でした。それにも関わらず、写真のパンダヌスを食べ切るまで、全く私には気付いていませんでした(笑)。
​
いかがでしたか?日本ではまず見られない果物と、その食事シーンをお届けできたかと思います。
次回は、撮影する我々に気付いたゴリラたちの、ユニークな反応を紹介したいと思います!
0 コメント

【うあぱかAct'】森のような畑。アグロフォレストリーとは?

5/1/2026

0 コメント

 
みなさま、明けましておめでとうございます!令和8年がスタートしました。UAPACAAは今年で設立8年目を迎えます。本年も私たちの活動とスタッフ一同をよろしくお願い致します。

さて、わたくしアシスタントの小山が担当する回では、主にロベケ国立公園周辺に住む、『森の民』と呼ばれる狩猟採集民バカについてお伝えします。詳しい説明はこちらをご覧ください。

狩猟採集民といえども農業は今や重要な現金収入源となっています。特にカカオやプランテンバナナのプランテーションが盛んです。地域住民の暮らしにかかせない農業!カメルーン東南部では、どのような農業が行われているのでしょうか。

◯アグロフォレストリー
Agriculture(農業)とForestry(森林)を掛け合わせた森林農法のことで、気候変動対策や環境負荷の軽減に役立ちます。熱帯雨林では、完全に耕地とするのではなく、必要な樹々を残し、混作する方法が見られます。

◯なんてカオス…!
見分けるのは上級レベル!「これが畑?」「どこからジャングルでどこから畑?」と思ってしまうくらい、低木や雑草が生い茂っていて、きちんと整備されていないし、散らかっているという印象でした。しかも、カカオ畑に自給用の作物(主食のプランテンバナナやキャッサバ、さつまいも、メロン等々)が色々と植わっていて、なんでもありでした。
​
写真
写真1:畑の中を通るバカの夫婦
写真
写真2:どこから畑なのかわからない

◯ごちゃ混ぜでいい!
しかし、この混作にはちゃんとメリットがあります。たとえば、カカオは高さ3mくらいまで育ち、生育には適度な日陰が必要となります。一方、プランテンバナナは10mくらいまで成長するため、近くに植えることで庇護樹としてカカオを長時間の直射日光から守ることができます。またキャッサバは3mくらいにしかなりませんが、カカオと同様に水はけのよいところを好むので、同じ土地で育てます。

◯森に戻る畑
写真のように、焼畑の最初のステップでは、土地が丸裸ですが、1シーズンを跨ぐと草木がどんどんと生い茂ってきて、除草作業に終われます。雨季と乾季をへて作物が成長し、数年間は収穫ができます。しばらく経つと、最初に見たあのカオスな畑のように、野生の植物も入り込み、さらに休耕することで、耕地はジャングルへと戻っていくのです。

熱帯雨林の再生力は脅威的!
写真
写真3:野焼きしたばかりの畑
写真
写真4:カカオを植えて1年目の畑

バカをはじめ、ロベケの周りで暮らしてきた人々は、森のサイクルや作物の特徴を利用しながら、持続可能な農業を行ってきました。ところが、伐採や商業狩猟目的の森林開発が進み、農地が失われたことで、畑一つ当たりの休耕期間を短くしなければならなかったり、国立公園の近くにまで人間活動の影響を加えざるを追えない状況になったり、そうすれば、地続きの公園内の動物たちにも影響を与えることになります。現地の人々の生業・生活を包括的にサポートしていく、コミュニティ・フォレストの保全もまた課題です。

(参考図書:四方篝, 2013年『バナナとカカオのおいしい関係』昭和堂)
0 コメント

【うあぱかAct'】価値はハチミツだけにあらず 〜養蜂を学ぶ〜

29/12/2025

0 コメント

 
ブログをご覧いただきありがとうございます。UAPACAAパートナーズボランティアの田代です。
先月の11月27日に、UAPACAAパートナーズ代表理事の岡安さんとともに、武蔵大学3号館の屋上に設置されている養蜂場の視察に行って参りました。今回は、この視察の内容をお伝えしようと思います。

現在UAPACAAパートナーズでは、カメルーンおよびコンゴ民主共和国(DRC)にて、精製加工が可能なプロポリス生産を地場養蜂業へ導入し、現地コミュニティの経済および生物多様性保全を推進するプロジェクトを進めています。プロポリスは、ミツバチが植物の樹液や自身の分泌物を混合して生成されるもので、抗菌・抗ウイルス作用などがあります。そのため、新型コロナを含めた各種感染症の予防や治療効果が期待されています。

このような背景から、養蜂そのものに関する情報や、現地での養蜂業の促進には何が大事かなどを知るため、武蔵大学の丸橋珠樹先生のもとを訪ねました。
武蔵大学正門で丸橋先生とお会いした後、早速3号館の屋上にある養蜂場を案内していただきました(図1、図2)。

写真
図1:武蔵大学3号館の屋上
写真
図2:養蜂箱外観

​ブロックで囲われた人工芝の上に、セイヨウミツバチの巣箱が2つありました。先生からは「この季節だとミツバチがそこまで活発じゃないから、防護服とかは要らないよ」と伺っていましたが、私の想像を超えてミツバチの出入りが確認できました。恐る恐る撮影していたところ、もっと近づいても刺されないとのことでしたので、もう少し勇気を出して写真を撮りました(図3、図4)。
​
写真
図3:花粉団子(左から橙色、黄色)
写真
図4:花粉団子(白色)

​なるべく刺激しないように撮影している中、ミツバチの後足に花粉を認めることができました。これは花粉団子と呼ばれています。写真をよく見ますと、橙色、黄色、白色と様々な色の花粉団子があり、丸橋先生から各ミツバチが訪れた花の種類が異なるのだろうとご解説いただきました。
​
また、私は初めて知ったのですが、この花粉を集めて販売することを専門としている方もいらっしゃるとのこと。巣箱の入り口にミツバチがギリギリ通過できる穴を開けておき、通過時に落下する花粉を採取するそうです。
こちらの養蜂場では最盛期で1日あたり約50gの花粉が採取できるとのことでした。正直、多いのか少ないのか分からず、何とも言えないリアクションをしてしまいました(汗)。しかし、スギ花粉単体だと5億個に相当するようで、かなりの量であることがイメージできました。丸橋先生、ありがとうございます(笑)。

ミツバチの管理においては、ダニによる被害が大きな問題となっているそうです。中々馴染みがないかもしれませんが、実はミツバチにも感染症が存在します。丸橋先生が言及されていたのはミツバチヘギイタダニによるバロア症です。巣箱内でダニは幼虫や蛹に寄生し、体液を吸収し、様々な症状を引き起こします。これが原因でミツバチが死亡したり奇形蜂となり、全滅に陥ることもあるようです。カメルーンやDRCにおける養蜂にも注意が必要ですね。

​いかがでしたでしょうか。
私個人としては、初めて養蜂の現場を訪れたため、ミツバチが活発に活動している様子を直接観察できたことは新鮮でした。至近距離で撮影しても刺されることはなく、少し仲良くなれたかもしれません(笑)。
視察後は、丸橋先生からUAPACAAの養蜂プロジェクトに関するアドバイスをいただきました。私はマーケティングについては全くの素人でしたが、どれも非常に明快で考慮しなくてはならない重要な内容であると感じました。
この度は、貴重な機会を設けてくださった丸橋先生に、この場を借りて感謝申し上げます。
0 コメント

【うあぱかAct'】歩くことと生きること #ロベケ #インターン報告

25/12/2025

0 コメント

 
写真
▲帰りの車窓から撮影した夕陽と道

こんにちは。ボランティアの金子です。
カメルーン、ロベケ国立公園でのフィールドリサーチから帰国して早2か月が経ちました。
前回までは動物語りの記事でしたが、実際に現地を訪れてみて、今回からは数回にかけて現地での体験をお話しできたらと考えています。

2025年7月26日から8月30日、思い返せばたくさん歩いた旅だったなと思います。
その中でも印象深い”歩くこと”にまつわる体験を今回は一つ。

東京成田から出発しカメルーンのヤウンデ空港に到着した私たちはそこから都心に向かい、
​更に都心から車で8時間と12時間、丸二日の車移動を経てロべケ国立公園に到着します。


何日もかかっているとはいえ、うっそうとしたジャングルと道路以外は何もないような場所を車に揺られながら「日本を出たあの日からたった数日でとんでもない所に来てしまったな...」と景色を眺めていると、何もない道路をてくてくと歩く現地の人々と何回もすれ違いました。
村間の移動をしているのでしょうか、現地の人はなんともない顔をしてただ道をずっと歩いていきます。
その様子は普段せわしなく時間の過ぎる日本という国から来訪し、とてつもない距離をすごいスピードで移動している異国人の私とはあまりに対照的で、現地に住む人々の”生きるリズム”を目の当たりにした体験でした。

写真
ジャンギのバイで動物の足跡の石膏型を取るスタッフ(左から2番目:金子 左から3番目:田代)

歩くという行為は、私たちの生活の中であまりに基本的な行為です。歩くテンポはひとりひとりが自らもつリズムであり、同時に生き物すべてが共通して持つリズムでもあります。
あっという間にすぎる車窓からの景色を眺めながら、遠くはなれた知らない土地を探検するのも良いけれど、今すれ違った村人のように、様々な移動手段が発展したこの時代に自分の身近な場所を自分のリズムで捉えることも、とても意味のある行為であり、生きるということそのものなんだなと思いました。

現地の人々がその土地で生きているさまは、あまりに新鮮で、私がアフリカに惹かれる所以のようなものを感じました。
またすぐに、行きたくなるのだろうなと思います。


今回は歩くをテーマにしましたが、今後もこのような”現地で感じたことこと”をリアルに書いていけたらなと思います。引き続き徒然草をお楽しみください。
0 コメント

【うあぱかAct'】野生ゴリラとの初めての邂逅 #ロベケ #インターン報告

15/12/2025

0 コメント

 
ブログをご覧いただきありがとうございます。UAPACAAパートナーズ・ボランティアの田代です。
世界ゴリラの日前夜祭のLIVE中継にご参加いただいた方はご存知かもしれませんが、私は7月末〜10月初めまでの約2ヶ月間、UAPACAAが支援しているロベケ国立公園をインターンとして訪問していました。この徒然草では数回に分けて、インターン期間に得た沢山の貴重な経験を皆様に共有し、現地の自然、動物たちの魅力をお届けしたいと思います。
​
記念すべき第1回目のタイトルは、「野生ゴリラとの初めての邂逅」です。そもそも、今回インターンを志願した経緯として、野生ゴリラを生で見たいという思いがありました。単純な理由ですが、子供の頃からゴリラが好きだからです。
幸いなことに、インターン期間では沢山のゴリラを観察し、映像に収めることができました。今回は、ロベケ国立公園に複数存在する湿地帯(バイ)の内、プチ・サバンナから彼らの様子をお届けしたいと思います。
​
写真
図1:単独シルバーバック1(2025/8/21)
写真
図2:UAPACAA理事中村さん撮影(2024/6)
1枚目は、単独で現れたシルバーバック(大人のオスゴリラ)です(図1)。朝7時ごろに観察され、滞在中はゴリラの好物であるカヤツリグサを食べ続けていました。実はこの個体は、2024年にも同じ場所で観察されており、4月のクラウドファンディングでも紹介しました(図2)。ゴリラの個体識別には鼻紋などが利用されますが、この個体は下唇の少し垂れている感じが特徴的ですね。
​
私にとって初めての野生ゴリラとの出会いが、この日でした。プチ・サバンナに到着し、「ゴリラがいるぞ」と教えてもらい観察できた時には、興奮を何とか抑え、写真や動画の撮影に必死でした。その日の夜、就寝前にゴリラの写真を見返していましたが、不意に涙ぐんでしまいました(笑)。この時、本当にゴリラに会えて良かったなと、心から思えました。
​
写真
図3:単独シルバーバック2(2025/8/27)
写真
図4:単独シルバーバック3(2025/9/2)
その後も、単独のシルバーバックを何頭か見ることができました(図3、図4)。図3のゴリラもカヤツリグサを食べているシーンです。時折、写真のようにカヤツリグサを咥えている瞬間を撮影できました。大きい体を持つシルバーバックが細い草本を咥えている様子は、サイズ感のギャップに可愛らしさを感じ、私の中でお気に入りの写真の一つです。
図4のゴリラも手に取ったカヤツリグサを、口をすぼめながら食べています。豪快に食べる様子を勝手に想像していたので、良い意味で期待を裏切られました(笑)。
​
写真
図5:7頭グループ(2025/8/25)
写真
図6:13頭グループ(2025/9/5)
さらに、グループでゴリラが出てくるシーンもありました(図5、図6)。図5では、グループを構成する7頭すべてを一望することができます。中心にシルバーバックが佇んでいる姿は、まさに一家の大黒柱という雰囲気を感じました。図6には、13頭のゴリラグループの一部が写っています。引きの写真で見づらいかもしれませんが、右端に子供のゴリラがお母さんゴリラの背中に乗っている姿を確認できると思います。グループの次世代が元気よく過ごしている姿は、国立公園としては一つ安心できる材料だと思います。
​
いかがでしたでしょうか?ゴリラだけに絞りましたが、楽しんでいただけたら幸いです。
今回は、バイで見られたゴリラに絞りましたが、次回は異なる場所で見られたゴリラについて紹介したいと思います(私がゴリラ好きであるため、ゴリラの特集が続きます(笑))。頻繁に見られるシーンではないので、楽しみにしてもらえたらと思います。
0 コメント
<<前へ

    カテゴリ

    すべて
    Illegal Wildlife Trade
    うあぱかAct'
    エコツアー
    カメルーン
    コミュニティ
    コンゴ
    生物多様性

    アーカイブ

    2月 2026
    1月 2026
    12月 2025
    7月 2025
    5月 2025
    6月 2023
    5月 2023
    4月 2023
    8月 2022
    6月 2022
    9月 2021
    6月 2021
    4月 2021
    3月 2021
    1月 2021
    12月 2020
    10月 2020
    6月 2019
    5月 2019

UAPACAA
Unified Action for Promoting Animal Conservation in Asia and Africa

​ジャングルの縁で、高からず低からず、さり気なく実をつけるウアパカの木​のように、UAPACAA国際保全パートナーズも縁の下の力持ちとして、世界でもっとも自然が豊かな地域と人々を、日本から​支えていきます

写真
一般財団法人日本国際協力システム「JICS NGO支援」助成 '21-'23年の支援を受け活動しました

GET INVOLVED
あなたも応援団に!

イベントカレンダー📅
  • 会員になる
  • 一般寄附​をする​​
  • 動物寄附をする
  • 好きな地域に寄附をする
写真
2023-24年クラウドファンディング感謝状

CONTACTs

Address:
〒240-0113
神奈川県三浦郡葉山町長柄1461-136-202
​Telephone:090-4010-5906
(平日10:00-16:00)
​Email : [email protected]

Privacy Policyはこちら
  • HOME
  • 私たちについて/団体情報
    • 新着情報 / イベントカレンダー
    • ウアパカ徒然草
  • 入会する / 寄附する
    • 寄附控除について
    • 会員専用メルマガArchive 2019 - 2020
    • 会員専用メルマガArchive 2021 前期
    • 会員専用メルマガArchive 2021 下期
    • 会員(2口以上)専用・現地レポート
  • 活動内容
    • Africa Jungle ファクトシート
    • Cameroon >
      • ゴリラとゾウの森を守る!
      • ゾウと象牙取引
      • ゴリラとジャングル
    • Congo >
      • 最後の類人猿ボノボ
      • 【JFGE】Mbali地区のエコツアー復興
    • Bhutan >
      • 野生アジアゾウの受難
      • 森の国ブータン『奇跡の谷』新聞