迷走台風が日本列島を横断していった連休初日、皆さまの地域では被害が出ていないでしょうか? ご無事をお祈りするとともに、万一の災難に遭われた方には、お見舞い申し上げます。 さて、いよいよシルバーウィークで行楽の秋でもありますが、世はあいにくのコロナ禍で、月末まで緊急事態宣言が延長されてしまいました。今年に入ってから緊急事態の繰り返しで、UAPACAAパートナーズもなかなか野外イベントへの参加に踏み切れず、残念な思いで過ごしているところです。 そんな中ですが、6月末から開始した「森の国ブータン『奇跡の谷』支援キャンペーン」の一環で、9月24日(金)の夜(World Gorilla Day🦍です!)から、計4回に分けてブータンの野生動物と自然保護・環境保全の現状を学ぶ、オンラインイベントをタイガーモブさんと共催することになりました。計4日間、夜7時半から9時半まで、多方面からブータンと野生動物たちの様子を知り、そして自然保護や日本からできる貢献を議論するプログラム。UAPACAAパートナーズから、代表理事の岡安が皆さんをご案内します。 そして最終日10月13日には、素敵なゲストをお二人招いてのセッションです!
当日は、ゲストのお二人と、話し過ぎない程度に(笑 各人が野生動物と接していて、もっとも感動した場面なんかの談義もしてみたいですね。「これは珍しい!」というもの・こと・瞬間を見つけた時の興奮は、たとえフィールドがしんどくても、何度でも「そこに戻りたい」というエネルギーをくれます。
そして、「動物を守る」という軸で繋がる私たちですが、今回のようなお題に対してもつバックグラウンドはさまざま。参加者の皆さんからの提案やコメント、ご質問へも立場の違う答えが降ってくることでしょう。こんなご時世だからこその、新しい視点、アクションをご一緒に開拓してまいりましょう!
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立花 隆さんが逝った…。 忘れもしない1986年。春に修士論文発表会を臨月のおなかを抱えて済ませ、その足で娘を産みに行き、4カ月半経った夏から屋久島に住み込んで、ヤクザルを追いかけていた35年前。『サル学の現在』の元になった月間アニマの連載の取材で、秋になると立花さんと平凡社の編集者が来島された。 今と違って、インターネットどころか携帯電話もない時代。特にアポを取ってというより、立花さんの旺盛な探求心で、ガリ版刷りの「屋久島のサルとシカ」という伊谷(純一郎)・河村両先生の短報を発掘し、日本で最初にサルの調査が行われたゆかりの地を、連載開始の前に観ておこうというのが目的で来たと伺った。当時、たまたまサル小屋を訪ねていらした時は、院生も私しかおらず、まずは山のご案内から始まった。世界遺産に登録されるずっと前のことで、西部林道と呼ばれるサルたちを観察する道路も山もワイルドで、猟期になれば有害鳥獣駆除で鉄砲の音が響き、珍しい鳥の密猟者や野生ランの盗掘者もうろつく時代。そこをスパイクのついた磯足袋で、一人で歩き回るお転婆に驚かれたらしい。 おまけに赤ん坊連れで、朝は母乳を絞って冷凍するところからフィールドワークが始まる私の暮らしに呆れ、最初に取材された今西錦司先生とのあまりの落差に「次はこいつだ」と即決。原稿を仕上げるまでに、いかにフィールドの臨場感を出すかと何度も書き直されていた熱意を、訃報に寄せて親しい方が「凝り性だった」と口を揃えられているのを見て、懐かしく思い出した。しかも駆け出しの若造の私にも、何度もゲラを見せて確認をしながらの作業だった。 来島時、「1年の連載で12回」だけで方法も決まっていなかったために、いきなり私がトップバッターになって、そこから「誰か次の人を推薦してください」。こちらはまだ、アフリカのアの字も無く、ニホンザルの論文を書かなきゃならないタイミング。研究室の先輩の論文が話題になっていた頃で、迷わず高畑さんの名前を出した。こうやって取材元が次を推薦する方式で、立花さんの縦横無尽のサル学思考は私たちの“業界”を泳ぎ、4年に及ぶ連載36回で『サル学の現在』という集大成が世に出た。 最近は体調を崩されているらしい、とは知っていたが、報道ですべての治療を拒んだことを知り、いかにも立花さんらしい最期を選ばれたのだと感服した。心からご冥福をお祈り申し上げます。
※ 今回のUAPACAA本棚は閉店いたしました。ご来店、お買い上げありがとうございました。次回企画、またイベントカレンダー等にてお知らせいたします❣️今日、最終日となっている、ウワパカ・パートナーズにとって2回目となるクラウドファンディング「アフリカ奥地の感染症対策|生薬事典を作り人々と野生動物を守りたい。」。無事に達成に至りましたが、この1週間、朝晩、新着情報の更新にいそしんでいたため、どんな文章の書き出しも「ページをご覧いただき、ありがとうございます。UAPACAA国際保全パートナーズの岡安です」とやってしまいそうになり、苦笑い…。当分は頭がこのプロジェクト中心に回ることになってしまいそうです。 さて、今回のクラウドファンディングの開始、そしてウワパカ・パートナーズが認定NPO法人格を無事に取得できました記念に、3月15日(明後日!)までの期間限定で、オンライン書店を開店しております。 その名も『UAPACAA本棚』 メニューの「ウワパカ徒然草」からもお入りいただけます。 代表理事の岡安が、執筆に関わった書籍を、絶版のものも含め大放出。ご購入代金は全額、活動費に充当させていただきます! 2回のクラウドファンディングの新着情報に、エピソードをご紹介しているコンゴ共和国孤児院長時代のエッセイもあります。よろしければお手に取って(書店のリンクをご覧になって)、ぜひこの機会にUAPACAA本棚からお買い上げを❣️ 今ならアフリカ布のしおり付き🔖 ※ 本棚は、3月16日に閉店いたしますので、お早めに。 一つ前のブログでご案内した、Readyforのプラットフォームで1月から開始したクラウドファンディング「アフリカ奥地の感染症対策|生薬事典を作り人々と野生動物を守りたい。」ですが、おかげさまで昨日のお昼前に、支援募集期間を1日残して、ご寄附が目標金額の300万円に到達いたしました。多方面にわたる皆さまのご支援、まことにありがとうございました! そしてご寄附も、ネクストゴールへ向けて、増加中です。 2019年6月に実施した「野生動物と生きて30年。ゾウを密猟から守る車が廃車の危機に!」も、募集期間も短く手に汗握る展開で冷や冷やしたのですが、今回はそれに輪をかけての際どさで、昨日のお昼前に大口のご寄附が入って一気に達成した時には、「PCの前で呆然」どころか、PCの前で安心したあまり、しばし倒れておりました…。 プロジェクトの進捗を示すグラフが、Readyforのアカウントから見られるのですが、前回のものはこんな感じです。対して今回が右側。 いやはや、前回ですらReadyforの皆さんでも語り草になった怒涛の追い上げと聞きましたが、今回は…。
3月11日に決定打の大口のご寄附をいただいたことも大きいですが、前日の夜のドドドドドド〜〜〜っという93万円を超えるご寄附の”殺到”は、前回の1日の最大金額を凌ぎました!! いよいよ今夜23時が、記念すべき成立の刻です。皆さまと集まって祝杯をあげられないのが、重ね重ね残念ではありますが、その感染症問題を何とかしたいと立ち上げたプロジェクト。その分、アフリカの現地へ還元してまいります。 皆さまから寄せられた資金が、UAPACAAパートナーズに届く5月に向けて、始動準備を整えてまいります。プロジェクトの進捗は、適宜、メルマガ等でもご報告してまいります。どうぞこれからも、プロジェクトを見守っていただけますよう、よろしくお願いいたします。 昨年の今ごろはまだカメルーンで、写真にあるロベケ国立公園への旅をあれこれ計画していたとは、信じられない1年が過ぎました。寒中お見舞い申し上げます。皆さま、ご無事でお過ごしでしょうか?
UAPACAAパートナーズの事務所がある神奈川県の葉山町でも、昨年末の感染拡大から緊急事態宣言と、新型コロナ感染症の影響は日に日に厳しくなっています。もともと国際協力が柱の活動ですので、海外とのテレワークで業務をこなすのが当たり前ではありましたが、自分のお膝元でこんな状況が生まれるとはさすがに想定外だったと言わざるを得ません… そんな中ですが、昨年来、UAPACAAパートナーズの現地にもっとも貢献できる道は何かと模索を続け、写真にあるような「伝統医療と薬用植物を活用した『生薬事典』で感染症対策」のプロジェクトを立ち上げるに至りました。今、まさにご支援募集中ですので、ぜひReady forのページをご覧ください! また、昨年11月末にUAPACAAパートナーズは認定NPO法人となりましたので、法人からのご寄附も寄附控除の対象となります。このアフリカの緊急支援に賛同いただける場合は、2020年度内の控除に対応できるよう、UAPACAAパートナーズでも専用の指定寄附のキャンペーンを開始いたしました。合わせて、ぜひご検討をお願いいたします。 2018年6月の設立から2年と半年。
UAPACAA国際保全パートナーズは、9月からの申請と神奈川県の審査を無事に通過し、11月30日より認定NPO法人として活動ができるようになりました。これに伴い、これからいただく皆さまからのご寄附が、税金の控除対象となりましたのでご報告させていただきます。 詳しくは、こちらのページをご覧ください。 さらに、神奈川県にお住まいの方は、確定申告で所得税の寄附控除を受けられると、来年の住民税に対しても寄附控除が適用されます。 ちょうど、昨年のクラウドファンディングで大きなご支援をいただき、カメルーン・ロベケ国立公園に贈ったランドクルーザーが、年明けに配車から1年を迎えようとしています。コロナ禍の中でも、レンジャーのパトロールやコミュニティと国立公園が展開している生物多様性のモニタリングやと、現地で活躍しているランドクルーザーの定期点検や自動車保険の更新に、まとまった資金が必要になるタイミングです。 そこで今回は、クラウドファンディングで皆さまにご支援をいただき、認定NPO法人となれました記念に、12月末までにいただいたご寄附(2020年の所得税の免税が受けられます)をまとめ、ロベケ国立公園の活動費として送金させていただきたいと思います。ご支援いただきました方には、3月末ごろに活動報告のメールマガジンをお送りさせていただきます。 ぜひ、皆さまのお力添えをよろしくお願いいたします!! |