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今日は、記念すべき20回目の「世界レンジャーの日(World Ranger Day)」です。国際レンジャー協会が設立したこの日は、世界中の自然を護る現場で生命を落としたレンジャーたちを悼み、日々の厳しい環境の中で密猟や違法行為と闘う彼らを労う日。 協会の特設サイトによると、昨年1年間で亡くなったレンジャーの数は40カ国で147人。このうち58人がアフリカで、そして63人がアジアで、密猟との闘いの犠牲になりました。R.I.P. 残念ながらこの数字は、8年前に比べても1.5倍に膨らんでしまっています。 UAPACAAパートナーズが協働するカメルーン・ロベケ国立公園でも、3カ国にまたがる世界自然遺産、原初の自然が残る貴重なジャングルを守るべく、40人ほどのレンジャーたちが活動しています。
実はこの2年前にも、国境を超えてきた武装密猟団にレンジャーを殺された経験があった、ロベケ国立公園当局は政府森林省に強く働きかけ、レンジャーの数を30人から45人に増強することができました。同じタイミングで始まった日本からの支援は、コロナ禍で足止めを喰らいつつも続けられ、今年で14年!! そしてその間、一人のレンジャーも失わずに保護活動が進められてきました。
現地WWFも、まだまだ足りないレンジャーに加勢するため地元コミュニティの協力を取り付け、ジャングルの生物多様性モニタリング調査と並行して、密猟対策パトロールの一部をカバーしています。うまく連携が進んだおかげで、少し前は「ジャンギで銃声が」という報告が頻繁にあったのが、最近は減ってきています。 この野生動物最後の楽園を護るレンジャーを支援するため、皆さまのお力を貸してください!!
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9月28日(月)のイギリスのニュースで、ミッドランド東部のリンカンシャーの野生動物公園で、一緒に検疫期間を過ごしていた5羽のヨウム(アフリカンパロット)が、誰かが人間から拾った悪態を教え合い、みんなでまくしたてるようになるという、可笑しいエピソードが話題になった。
2020年9月28日、LincolnshireLive記事 "Swearing parrots removed from public view at popular Lincolnshire attraction"(英語) 1500羽のヨウムを擁するリンカンシャー野生動物公園が、一般開放から隔離せざるを得なくなったのは、一般の人たちから別々に寄贈され8月15日に到着した5羽。同じ日に入園したので同じ部屋で検疫期間を過ごしているあいだに、誰が教えたのか、みんな卑猥な言葉を覚えてしまった。ヨウムの物まね能力はオウムの中でも秀でており、しかも群れでいっせいにけたたましく騒ぎ立てるのが得意。この5羽もご多分に漏れず、スタッフに向かって寄ってたかって行儀の悪い言葉を叫ぶので、思わずゲラゲラと笑っていたところ…。 人間に受けているのを見て、ますます悪乗りして悪態をつくだけでなく、ついた後に人間と同じように笑うようになってしまったのだとか!! 公園長のスティーブ・ニコルズさんいわく、 「25年も営業していますとね、たまにはこういった“育ちの悪い”ヨウムも来るし、我々も慣れっこになっていました。実際、ヨウムが迫真の演技でこちらに向かって悪態をつく様子は滑稽で、傑作な笑いのネタでした」 「で、こちらが笑うと一緒になって笑い、さらに悪態を重ねる…それが1羽ならいいんですが」 「この5羽は、1羽が悪態をつくと他が笑い、それにかぶせて別の1羽か卑猥な言葉を叫ぶといった調子で、まるで仕事帰りのパブで展開する“オールドメンズクラブ”の、酔っ払いたちのありがちなシナリオのようになりましてね」 検疫期間を終えた5羽は、さっそく展示スペースのケージに移されたが…20分もしないうちに「ヨウムが見学客に悪態をついている」という報告が上がり、次のグループにはあらゆる卑猥な言葉が投げかけられる始末。ある若いお嬢さんなどは、ヨウムたちの集中攻撃の的になってしまったのだとか。 「幸いお客さんたちは気にせず、笑える余興だと捉えてくださったんですが、これから週末に子供さんの見学が増えます。さすがに教育上よろしくないので、しばらく隔離することにしました」 もう半年以上も続く辛いコロナ禍の中、明るい笑いを提供したい気持ちはやまやまだそうだが、5羽は山側の飼育場に移され、周りのヨウムたちから”正しい“鳴き方を学んでいる。様子を観ながら、5羽一緒ではなく分けて別のグループに入れて、悪態を”目立たないように”しながら再デビューすることになりそうだ。 (公開されたCNNの和訳記事があるが、本来の記事のニュアンスが面白いので、元記事から訳出した) 実は野生のヨウムもとびっきりひょうきんで、人間を出し抜く知恵も相当なもの。そんなアフリカのエピソードたっぷりのUAPACAAメルマガ6号(10月8日発行)は、今なら賛助会員特典で読めます! カメルーン東南部には、狩猟採集民バカが住んでいる。彼らは現在も狩猟採集生活を営んでいるが、独立後の定住化が進むまでは、固定の住居をほとんど持たずに食物を探す移動生活を、一年を通して続けていた。
狩猟採集生活と聞くと、「生死の境目で常に食べ物を取り合う弱肉強食の世界」を思い浮かべるかもしれないが、初めて彼らのキャンプを訪れたときには、そのあまりののんびり感にむしろこちらが心配になった。女性や子供はおしゃべりしたり、歌ったり、おやつを食べたり、遊んだりしながら、森で食べ物を集めてくる。他方で男性や年配の人は自宅周辺で小枝や蔓をいじり、家でゴロゴロしていることが多い。 バカの人々の所有物は非常に少ない。彼らの家財道具一式(家具・調理道具・服・狩猟道具など)合わせても一人80〜90点と、最低限のものしか所有していない。移動性の高い生活に合わせ荷物を最小に抑えているのであろうが、これは彼らの生き方と熱帯林という環境も関係している。道具や家、おもちゃが必要になったら近くに生えている葉や枝、木から自分たちで作り、使用後は自然のゴミ箱へポイである。無論、取ったところに戻すだけなので全く問題はない。狩猟採集も同様に、「必要な時に必要な分だけ」森で獲ってくる。 また、バカのコミュニティは平等社会で人間関係を大切にする。困った時はお互いに助け合うという構造が根付いている。ここでは自分のものを所有するという観念が薄く、シェアすることが当たり前に行われる。彼らには暗黙のルールがあり、狩りで獲物を仕留めた者はその肉を食べることができず、それ以外の人(家族・親戚・友人等)に分配される。獣肉に限らず、一人だけ多くの財(主に食料)を持っていることはタブーとされ、それを破る者は共同体、そして相互扶助ネットワークから除外される。 このような、平等社会と彼らの生き方「獲りすぎない」、「必要な時に必要な分だけ」は、ジャングルの正常な生態系バランスに、見事に適った暮らしに見えた。ブッシュミート交易により野生動物の乱獲が横行する現代、バカの人々の生活を見習う必要がありそうだ。 皆様の暖かいご支援お待ちしております! 「なんだこの生き物は!?」
目がクリッとしていて全身が鱗に覆われている、それでも哺乳類の仲間のこの生き物は、センザンコウである。アフリカとアジアに広く分布し、アフリカでは食肉として、中国では漢方薬や媚薬の原料として、長年重宝されてきた。そんなセンザンコウも、今やIUCN(国際自然連合)のレッドリストに登録され、「世界で最も非合法に取引されている哺乳類」と呼ばれている。2000年代に入って世界全体で野生動物ビジネスの人気が上昇するとともに、センザンコウの需要も増え、価格は1972年に比べ6倍に跳ね上がった。結果、ジャングルの狩人から世界を股に掛ける商人まで、多くの人々がこの実入りの良い仕事にシフトするようになった。センザンコウの乱獲を食い止めるためには、政府レベル、またはそれ以上の保護政策が必要になっている。 しかしながら、センザンコウはアフリカでは伝統食材として親しまれ、その捕獲は文化の一つであり、猟を全面的に禁止することに対して、国民の納得を得るのが難しい状況だ。さらに、取り締まる側が賄賂などを受け取り、密輸を黙認するという問題もしばしば起こり、政府関係者の腐敗もまた課題なのである...。 【もっとお読みになりたい方はこちら】 |





