コロナ禍の、その先の
​エコツーリズムを目指して

UAPACAAパートナーズは、コンゴ民主共和国のテケの人たちが立ち上げた環境保全NPO「Mbou Mon Tour(ボー・モン・トゥール)」と協力し、エコツーリズムの振興によるボノボの保全と地域の貧困削減を目指した、新しいプロジェクトを開始します。
​2022年度採択 地球環境基金助成プロジェクト
「コンゴ民主共和国における新型コロナ感染症の観光業とMBALIコミュニティへの影響評価と復興―ボノボ・エコツーリズム振興を通じて、絶滅危惧種の保護と持続可能な農村開発の両立を実現する」
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ボー・モン・トゥールのゲストハウス紹介:出張の報告その2

16/4/2023

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写真左からキャッサバのフフ、ニワトリのトマト煮込み、キャッサバの葉を搗いて煮込んだポンドゥ、日本人が好きだからと用意してくれた白米、 デザートのパイナップル。せっかく出してくれた白米はほとんど食べず、フフばっかり食べてました。
今回も、前回に引き続き2月に訪問したコンゴ民主共和国の「ボノボの里」Mbali地区について、報告したいと思います。

第2弾は、現地で保全活動を行う地元NPOのMbou Mon Tour(MMT)の、ゲストハウスについてです。MMTのベースキャンプは、NPOの主要メンバーであるNkala村から約2キロ離れたところに作られています。ここは、ボノボ・グループを人の存在に慣らしてエコツーリズムを可能にする「人づけ」トラッカーやガイドチームの拠点、村人を対象に環境教育や研修を開催する会場、などさまざまな目的に使われていますが、これから盛り立てていくエコツアーのゲストハウスでもあります。

MMTの代表はNkala村出身のジャン・クリストフさんですが、その繋がりで彼の家族が場所を提供しました。ちなみに、現在のNkala村の村長さんはジャン・クリストフさんのお兄さんです。村長さんは、今回の我々の訪問をとても喜んでくれました。

冒頭のビデオをご覧いただけば分かるように、現在、MMTのゲストハウスには従来からある母屋とキッチン、それから2022年に建設された新しい宿泊棟があります。新しい宿泊棟は各部屋にトイレ、洗面台、そしてシャワーが設置されています。屋外のタンクから水を引いていますので、蛇口をひねればちゃんと水が出ます。また、ソーラーパネルとバッテリーで太陽光発電していますので、夜になれば部屋ごとに電気をつけることも出来ます。

母屋にはサロンがついていて、そこで食事をしたり談笑したりできるようになっています。また、「世界ボノボの日」に現地からお送りした第3回のイベントでもお話ししましたが、衛星通信を利用したインターネット回線が引かれています。そのため、コンゴの奥地であるにもかかわらず、スマホでメールや日本のニュースを確認したり、SNSを見られたりします。すごい時代です。
Mbali地区を訪れる旅行者からすると、デジタル・デトックスという意味では良くないかもしませんが、いざという時の連絡が容易につくという大きなメリットがあります。

ちなみに、MMTはこの衛星通信のシステムを、福祉の一環として近隣の村々にも導入し始めています。
Mbali地区の住民も、前回の報告に出てきたコンゴ河の港チュンビリまで出れば携帯電話網にアクセスできるため、スマホを所持している人は少なくありません。しかし、自分の村にまで電波が届くことは稀なケースです。このように、比較的安価な衛星通信システムが導入されることで、住民たちは地方都市や首都キンシャサなどに住む親戚と連絡が取りやすくなったと喜んでいました。

キッチンでは、MMTの調理チームが美味しいご飯を準備してくれています。22年には、UAPACAAパートナーズからの委託事業の一環として、MMTが主催で旅行者に対する接客講習会が地元の人々を集めて実施され、そこでは料理のメニューや調理法などについても検討されたそうです。
定番のニワトリの煮込みの他にも、地元の川で獲れた川魚、マカヤブという塩蔵魚や燻製魚など、バラエティ豊かで楽しめました。食事については、事前にMMT側に好みなどを伝えておくと、出来る範囲で柔軟に対応してくれそうです。今回も、日本人が来るからとわざわざキンシャサでタイ米を買って準備してくれていました。反対に、もっと地元料理を食べたい!という場合は、旬の野菜や野草を手配してくれます。今回のヒットは、野趣あふれるわらびの煮浸し!!

全体として、ゲストハウスでは非常に快適に過ごすことが出来ました。
​次回は、ボノボの観察について書きたいと思います(山口)。
(つづく)

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このプロジェクトは地球環境基金の支援を受けて実施されました。
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