世界中を大混乱に陥れた新型コロナウィルス。人とモノの移動が著しく制限され、2年以上に渡って、人びとは不自由な状況に耐えてきました。このことは、コンゴ民主共和国でも変わりません。幸い、我々と活動を共にしてきたバリ地区の住民たちに、感染者は出ていません。しかし、以前から協議と準備を積み重ね、ようやく試行段階にまで漕ぎ着けようとしていたエコツーリズムは、世界的なコロナウィルス禍によっていったん白紙状態にまで戻ってしまいました。
2022年になって、ようやくコロナウィルス禍は収束の兆しを見せ始めています。しかし、世界的な生産、流通、移動の停滞は依然として我々の生活に大きな影を落としています。我々が、バリ地区の人びとや地元の環境保全NPOであるMbou Mon Tour(ボゥ・モン・トゥール;MMT)のメンバーと準備してきたエコツーリズムのプランも、そのままでは今のウィズ/ポスト・コロナの時代にそぐわないものとなってしまいました。 しかし、我々も、バリ地区の人びともこんなことでは諦めません! 今の時代に合った、新しいツーリズムの可能性を追求して、活動を再始動させました。そのための第一歩として、幸運にも独立行政法人環境再生保全機構が運営する「地球環境基金」から助成を受けることとなりました。 ここから、UAPACAAパートナーズとMMT、そしてバリ地区の人びとは、エコツーリズムを通じた地域振興とボノボの保護、そして森林生態系の保全活動へと、再びスタートを切ります。 このページでは、これから2年間続く「つづける助成」プロジェクトの経過や進展についてお知らせしていきますので、応援よろしくお願いいたします!
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