コロナ禍の、その先の
​エコツーリズムを目指して

UAPACAAパートナーズは、コンゴ民主共和国のテケの人たちが立ち上げた環境保全NPO「Mbou Mon Tour(ボー・モン・トゥール)」と協力し、エコツーリズムの振興によるボノボの保全と地域の貧困削減を目指した、新しいプロジェクトを開始します。
​2022年度採択 地球環境基金助成プロジェクト
「コンゴ民主共和国における新型コロナ感染症の観光業とMBALIコミュニティへの影響評価と復興―ボノボ・エコツーリズム振興を通じて、絶滅危惧種の保護と持続可能な農村開発の両立を実現する」
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【Mbali『オフ会』取材記事⑤】都市と農村を繋ぐ:コンゴ河水運プロジェクト!

6/4/2024

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3月31日(日)、『ボノボの里Mbali』オフ会6回目を開催しました。UAPACAA理事の松浦直毅さんに最終回を担当していただきました。

◯スピーカーの紹介
椙山女学園大学准教授。中部アフリカを中心に狩猟採集民の人類学的な調査、熱帯林の生物多様性保全と持続的開発に関する研究を行ってきた。
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伝統的ないかだ。家や船が繋げられており解体して資材を売ることもできる。
前回、前々回に続いて、ボノボ研究で有名なワンバ村が舞台です。陸路での移動が大変なこの地域では人々はどうやって交易をするのでしょうか?
2017年に行った「水上輸送プロジェクト」についての紹介です。

◯森の商品を街で売りたい!
住民の生活を向上させるためには、やはり現金収入アップが必要。しかし、より高値で物が売れる州都バンダカは800kmも離れており、交通手段は非常に限られています…
そんな中、陸上運送ルートの問題を解決する支援活動であるとともに、資源利用や交易の実態を調べるための研究活動でもある、「水上輸送プロジェクト」が発案されました。
​
​◯プロジェクトスタート
①村で商品を集める:ワンバ地域の特産品にはブタ・ヤギ・ニワトリなどの家畜、乾燥させた川魚やイモムシ、前回紹介した蒸留酒のロトコなど膨大な量が集まり、予算や積載量の関係で引き取れたのはその1割未満
②住民と話し合い:随時集まってアイディアを出し合う
③住民は直接市場に行って好きな値段で販売
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ボートに載せた家畜たち
することができないので、公平性を保つため、一律バンダカの相場価格で前払い
​④商品を船に載せて街へ出発:しばしの水上生活。意外にも船内は広々していて寝床や調理、家畜のスペースも十分だったそうです。 

⑤出発から1週間後バンダカに到着:到着するや否や、商人たちがどんどん商品を買い上げ、5日間で完売!
​
◯前進あるのみ
集めた商品は全て販売し、売り上げも相当な額でした。一方で、船代やガソリン代に膨大な費用がかかってしまいました。
その後、住民の経済活動も活発になりかけていましたが…コロナの影響で、フォローアップができない状態となりました。

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水上輸送プロジェクトで使用した船
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街に行く途中ですれ違った船。限界まで積荷した船体はコンゴ河の動く城のよう。
そして現在、50年以上研究が続くこの地で、国内情勢や住民の需要に合わせた、新たなプロジェクトを構想しているそうです。研究者の野心は尽きません!

​こちらの「コンゴ民主共和国ボノボの里Mbaliを語るオフ会」は、今回で最後…!
代表岡安のゴリラ孤児院から始まり、中村美穂さんのMbali地区への船旅、金山麻美さんによるタンザニアのチンパンジーエコツアー、同じくDRCのボノボの生息地であるワンバ地域については、木村大治さん、山口亮太さん、そして松浦直毅さんに、野生動物と共生する人々の暮らしについて紹介していただきました。
​全6回のあいだ、それぞれの専門分野からの視点で、中部〜東アフリカに生息する大型類人猿とゆかりの地について、深く、楽しく、勉強することができました!


ファシリテーターのみなさまはもちろん、オフ会に参加してくださったみなさま、こちらの記事をご覧になったみなさま、ありがとうございました!!
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