とは言え、この厄介な雨季も、森の動物たちにとっては”恵みの雨”に他なりません。「熱帯多雨林」と呼ばれるだけあって、いったん雨季が始まれば、植物はぐんぐん枝を伸ばし、葉を茂らせて、マルミミゾウやゴリラたちの大好物の果物を実らせるのです。
国立公園ではこんな困難の中、今日も若いレンジャーたちが5人~7人と隊を組んで、侵入してくる密猟者を取り締まるために森へ出かけていきます。ロベケ国立公園は三国の国境に接しているため、越境してくる不審者の取り締まりが重要な、特に難しい立地にあります。アスファルトで舗装され、快適なドライブでジャングルにたどり着ければ、彼らの苦労も半減するかも知れませんが、装備でずっと勝る国際武装密猟団に、さらにやすやすと逃げられる抜け道を与えてしまうのです。 ウアパカ・パートナーズでは、少しでもレンジャーたちの負担を減らし、効率よくパトロールができるよう、今あるランドクルーザーの買い替えを支援することになりました。皆さまの温かいご支援をお待ちしております!
1 コメント
定 裕美
2/6/2019 11:46:51 pm
当然の事ながら地球は人間の物ではありません。人間の欲だけの為に命を奪われる物言えぬ命達。その理不尽さと命がけで日々闘っていらっしゃる方達に自分に出来るエールを心から送りたいと思います。お一人でも多くの方のお気持ちが集まります事を祈っております。
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