​最後の類人猿ボノボ

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12月は寄附月間【歳末たすけあい】求む!ボノボの里Mbali地区支援!

5/12/2023

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5年ぶりの大統領選を控え、またまた臨時休業…

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ジャングルの中で休憩中の若いメス
ご無沙汰申し訳ありません。UAPACAAパートナーズの岡安です。今年は猛暑の中、事務所の引越を済ませ、続けて2カ月のアフリカ巡業をこなしているうちに、あっという間に師走に突入してしまいました。そもそも夏でも冬でも、不安定な気候に季節感も吹っ飛ぶ今日この頃、時間感覚が麻痺しがちですが、それにしても時間の経つのが早過ぎます…。
​10月初旬に帰国してから、Mbaliのボノボ保護活動の今後を、最新の現地の状況も合わせて関係者と検討していました。現地の協働団体Mbou Mon Tour(ボー・モン・トゥール;MMT)は、メンバーのコミュニティと一緒にボノボ・エコツーリズムの再興に向けて、日々努力を重ねています。新たにMMTメンバーになり、コミュニティ・フォレストとそこに棲むボノボたちを、守る活動を開始した村も増えています。
日本からも現場支援になるエコツアーを組めないか…?
現地はコロナ禍の影響はほとんど無く、ポスト・コロナでエコツアーを再開できるよう、ゲストハウスの内装、移動の足になるランドクルーザーやコンゴ河を往復するボートなどの、インフラ整備も進めてきました。そして客足も少しずつ戻ってきた、そんな中で…。
いよいよ今年の12月20日、5年ぶりの大統領選挙(総選挙)の投票日がやってきます。その間は、エコツアー募集も臨時休業。
10月の段階で投票日が確定しておらず、「年内実施が難しい場合は最大2年の延期があり得る、大統領選があるなら年末年始は出入国制限される」というMMT代表ボキカ氏情報から、リアルツアー募集は様子見だったのですが、これで今シーズンはお預けとなりました…。日本発の飛行機が、なかなか増えないという別事情も、エコツアー実施の重しになっています。
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樹上で遊んでいる子どもオスを見上げる
地域コミュニティは今までも、ボノボを守りながら村の暮らしを立ち行かせるために、さまざまな工夫をしてきました。みんなの日常生活や、なぜボノボ保護なのか、森を分け合って共存しようと思うのか、こちらのビデオにギュッと熱い思いが詰まっています。ぜひご覧ください(日本語字幕有り)!
この困難な時代にあって、ボノボを守ろうと頑張っている現地のみんなに、ぜひ皆さまのご支援をいただければと思い、寄附サイトを立ち上げました⬇︎
click Here! DRCにしかいない「最後の類人猿」ボノボの里Mbaliの保護活動を支援する
※ 年末までにUAPACAAパートナーズ寄附口座に着金すれば、2023年の免税措置が受けられる寄附領収書を2月中にお送りいたします。
OKAPI
ご寄附 5千円(先着2名様)
レイヨウ
ご寄附 1万円(先着3名様)
ライオン
ご寄附 5万円(先着5名様)
ゴリラ
ご寄附10万円(先着10名様)
8月に現地で見つけた「動物イメージ入り通貨」を、お土産に手に入れてきました。今回のご支援では、こちらのラミネートコーティングした記念お札を、ギフトに差し上げます!(古いお札ですので、汚れや破損があることをご了解ください)
年末までにまとまった金額になれば、地元コミュニティが希望するホロホロチョウの飼育資金に充てさせていただきます。ご協力をよろしくお願いいたします!!

大統領選挙(総選挙)が平和裡に終われば、来年の夏にはご希望の方に現地へボノボを観に行っていただきたいと思っています! そこでそれまでの間に、いろいろMbaliのボノボや現地の暮らしを語り合う「ゆる会」を立ち上げ、現場情報交換をする交流会を開いていこうと計画中です。
追ってこちらのウェブサイトで、詳細お知らせします。どなたでも参加いただけますので、こちらもぜひご一緒に!
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「世界野生生物の日」にボノボの動画をどうぞ!

3/3/2023

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各地で春一番が吹いたそうですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。UAPACAAパートナーズ・アシスタント山口は、ついに花粉の季節到来でくしゃみが止まりません。

さて、3月3日といえば一般的には楽しいひな祭りを連想される方が多いと思いますが、実は「世界野生生物の日(World Wildlife Day)」でもあります。これは、経済的・文化的に重要な野生動植物の保護の取り組みを強化するために、2013年に国連総会で決定された国際デーなんです。

そんな世界野生生物の日を迎えるにあたって、UAPACAAパートナーズではコンゴ民主共和国の熱帯林に生息する霊長類ボノボの映像を皆さんと共有したいと思います。オンライン交流会でもお馴染みになってきた(?)「ボノボの里」であるマイ・ンドンベ州のMbali地区では、ボノボを含めた野生動物の保護を目的とした地元NPOボー・モン・トゥール(Mbou Mon Tour、以下MMT)が1997年から活動をおこなってきました。UAPACAAパートナーズとしても彼らの活動に賛同し、協力をおこなっています。

この映像は、先月に代表の岡安と山口が現地を訪問した際に撮影されたものです。ボノボのクローズアップはMMTのカメラマンであるベテル・マゾノ氏が撮影・編集し、それと山口が撮影した映像・音声を組み合わせ、テロップを入れて作成しました。2月14日に現地からお送りしたオンライン交流会で参加者の皆さんにご覧に入れるはずが、通信の加減でうまくいかなかった映像の一部が使用されています。ようやく最新のボノボの映像を皆さまにお届けすることができました!

撮影場所は、Mbali地区のエコツーリズムの拠点であるNkala村の森です。Mbali地区の村々は、それぞれが自分たちの管理・利用するコミュニティフォレストを持っています。そして、そのそれぞれにボノボのグループが生息しています。住民は自分のコミュニティフォレストで木の実や林菜を採るので、ボノボも人間も同じ森を利用し、同じ森の恵みを受けて生きているといえます。

日本の暮らしの中では、野生生物との接点は限られているかもしれません。「世界野生生物の日」を機会に、稀少な野生動植物の保護と共生について、ぜひ思いを馳せてみてください。
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世界ボノボの日(World Bonobo Day)2021に寄せて

21/2/2021

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コンゴ民主共和国(DRC)西部ボロボ郡のボノボとコミュニティ
ーMbou Mon Tour(MMT);地元NPOの挑戦

1週間前のバレンタインデーは、「世界ボノボの日」でもありました。
皆さんは、どんな1日を過ごされたでしょう?
UAPACAA国際保全パートナーズでは、コンゴ民主共和国(DRC)マイ・ンドンベ州のMbali(バリ)地区の人々と協働し、野生ボノボ西個体群の保護を支援しています。そのバリ地区の人々が立ち上げた、地元NPO法人Mbou MonTour(ボー・モン・トゥール)が年明けにウェブサイトを改修し、彼らの行うボノボの保護活動と自然保護活動の意義を、熱く語ったビデオクリップがアップされました。日本語字幕がついていますので、YouTube設定で選択してぜひご活用ください!(実はこれを入れるのに苦労しました…汗)

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ビデオ自体は、2019年7月末に公開されていましたが、コロナ禍の中でも変わらぬ新鮮さで迫ってきます。アフリカ中部では植民地時代の落とし子として、地域住民を排除した保護区(国立公園)を設置して野生動物を護る政策が取られ、長いあいだ大きな確執を生みました。東部アフリカや南部アフリカのように、保護区が観光資源として利益を生み出すにも課題が多く、多くの地域は今でも苦労を重ねています。

岡安が長く関わってきて思うのは、このアフリカの人々の苦労は自然の豊かな国土で暮らす、日本人には身近なものだということです。日本では海でも山でも、野生動物と人間が隣り合って暮らしてきており、人を排除した自然保護は成り立ちません。加えて最近の「絶滅危惧種」の激増は、自給自足の人々を追い詰めていないか? 昨年のクリスマスに出版された『絶滅危惧種を喰らう』(共著)の中では、そんな視点に立って、コロナの中、自然保護の流れを考えてみました。UAPACAA本棚で、期間限定絶賛発売中です!

ビデオの中でも語られていますが、そんな中でMbali地区がすごいのは、1990年代から地域の人たちが自ら声を上げ、試行錯誤しながらも、実績を積み上げていることです。UAPACAA国際保全パートナーズでも、ボノボだけ、人だけ、に偏らない支援を続けたいと考えています。

プロジェクトを支援する
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今日は世界ボノボの日(World Bonobo Day)❣️

14/2/2021

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バレンタインデーの日曜日の朝、いかがお過ごしですか?
昨晩遅くの福島県沖を震源とする地震は、UAPACAAパートナーズの事務所がある葉山町でも長く揺れて、怖い思いをしました。東北の友人たちは無事で胸を撫で下ろしたのですが、運悪く被害に遭われてしまった皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。
まだ1週間程度は、大きな地震の可能性が高いとのことですので、くれぐれも用心してまいりましょう。

さて、今日2月14日はバレンタインデーですが、またの名を「世界ボノボの日」とも言います。これは、ボノボの社会生活がさまざまな性行動と結びついたコミュニケーションで成り立っているところにちなんで、愛を語る記念日バレンタインデーをそのメモリアルの日に、というアメリカで始まった運動が元になっています。

UAPACAAパートナーズでは、コンゴ民主共和国の限られた地域に生息するボノボの中でも、2006年に”再発見”された西の個体群の保護活動を展開しています。今日はそのサバンナに暮らす、珍しいバリ(Mbali)地区のボノボたちのビデオクリップをご覧ください。UAPACAAパートナーズの「活動内容」のページのヘッダーで、実はご紹介済みなのですが、こちらの動画では甲高い鳥の鳴き声のような、ボノボの声をお聞きいただくことができます。
UAPACAAパートナーズでは現在、バリ地区のコミュニティの公衆衛生確保にも貢献し、新型コロナウィルスのボノボの感染を防ぐ可能性を秘めた、アフリカ生薬事典の編纂のためにクラウドファンディングに挑戦中です。皆さまのご支援を心よりお待ちしています!!
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20世紀になってから発見された、最後の類人猿

15/6/2018

 
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 ボノボは、DRCにしかいない固有の類人猿です。チンパンジーとよく似た風貌を持ち、ジャングルの奥深くに暮らしているために、長い間、異なる種であることがわかりませんでした。19世紀には、ヨーロッパに運ばれたボノボの標本などもあったようですが、普通のチンパンジーのこともよくわかっていなかった時代、新しい種として記録が残ることはありませんでした。
 そんなボノボが、違う種として初めて記載されたのは、1929年、まだDRCがベルギーの植民地だった時代のことです。やがてボノボは、DRCの中を大きく湾曲して流れるコンゴ河と、東から西へ国を横断する支流カサイ河に挟まれた、アフリカ熱帯雨林の心臓部だけに生息していることも判明しました。20世紀に入ってから、このような大型の“新種”が発見されることは稀で、最後の類人猿とも呼ばれています。しかしその後も、コンゴ盆地の深い密林の奥に暮らす彼らの生態は、ほとんど知られないまま1960年の独立を迎えました。
 そして1970年代になり、DRC(その当時はザイール共和国)がコンゴ動乱から落ち着きを取り戻すと、この最後の類人猿を求めて、各国から調査隊が訪れるようになります。その一つが日本のアフリカ類人猿調査隊で、人類発祥の地といわれるアフリカの国々で、「野生類人猿の社会から人類社会の進化をたどる」という、壮大な研究テーマを掲げていました。​
 初期の観察からは、ホカホカやシリツケといった、独特のセクシュアルな行動を持つこと、メスが優位な社会であることなど、見た目が似ているチンパンジーとは、まったく違う社会の様子が次々報告されていきました。似たような種でもこんなに異なる社会を持つのだから、その背景を探れば、人間社会の成り立ちを識るヒントが得られるに違いないと、注目を集めます。
 こうして、未知の類人猿ボノボの生態や社会は、徐々に明らかにされたのでした。

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​ジャングルの縁で、高からず低からず、さり気なく実をつけるウアパカの木​のように、UAPACAA国際保全パートナーズも縁の下の力持ちとして、世界でもっとも自然が豊かな地域と人々を、日本から​支えていきます

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UAPACAAパートナーズでは、一般財団法人日本国際協力システム「JICS NGO支援」助成を受けています

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