野生動物の保護をテーマに、オリジナル新聞「NATURE TALK」を発行している中学2年生の沖メイ子さん。今回 UAPACAA国際保全パートナーズとコラボレーションをし、ブータン「奇跡の谷」の野生動物を保護するプロジェクトを題材に、素敵な新聞を作成いただきました。メイさんが野生動物の保護に関心をもったきっかけや、ブータンのプロジェクトに触れて感じたことなど、お話をお聞きしました。 簡単な自己紹介をお願いします。 メイさんが野生動物の保護について関心をもったきっかけを教えてください。 うちは小さい頃からテレビやゲームをしないので、よく自然の中に遊びに行っていました。それで自然が好きになりました。小学一年生ぐらいの時に福山市立動物園に行ったのですが、そのときにライオンの檻の前にWWFのパンダのマークがあって、気になって家で調べたことがきっかけで動物保護のことを知り、その時からWWFの会員になって野生動物保護に興味を持ちました。 好きな生き物は? 好きな虫はゾウムシです。ゾウムシが食べる実は、進化の過程でゾウムシに食べられないように皮を厚くして、そうしたらゾウムシはそれを食べるために口を長くして、そうするとまた実が皮を厚くして、さらにゾウムシが口を長く伸ばす、という関係性が面白いなと思い、好きになりました。 今回、新聞作成をお引き受けいただいた理由を教えてください。 ブータンのプロジェクトも、私が今できる動物保護活動の1つだと思ったのでやりたいと思いました。あと今まではアフリカの問題ばかり調べたりしていたので、他の地域の野生動物保護も知りたいなと思い、引き受けたいと思いました。 ブータンのプロジェクトのどこに魅力を感じましたか? UAPACAA代表理事岡安の話をイベントなどで聞かれ、学びや気づきなどがあったら教えてください。 岡安さんから学んだことで一番大きかったのは、野生動物の保護をするには、(動物のことだけでなく)現地の人たちの問題が関係していて、色々な視点から見ることが必要だということです。「NATURE TALK」 2号は、その視点を大切にして制作しました。 今回、作成いただいた記事を読んでもらった人に何を伝えたいですか? 新聞の作成で工夫していることなどありますか? 間違った情報は書きたくないので、色々な記事を読んで、確かめながら書いています。また、読んだ人が自分で考えたり行動に移したりして欲しいので、日本から支援できることや、今できることを書くようにしました。 今後も「NATURE TALK」のような形の発信は続けていかれますか?今後の展望や目指していきたいことがあれば教えてください。 「NATURE TALK」はできるだけ続けていきたいです。野生動物のことだけでなく、環境問題のことも分かりやすく記事にしたいです。それから、新聞をもっと多くの人に読んでもらいたいので、全国の動物園を回って、飼育員さんにおすすめの動物園を聞いて、次はその動物園に行って、とわらしべ長者のように繋げて行けたらいいなと思っています。 他にも野生動物のために何かアクションしていきたいことがあれば教えてください。
メイさんの将来の夢を教えてください。 まだはっきりと決まっていないのですが、現地で直接関われるような動物保護活動がしたいなと思っています。あと仕事ということではなく、普通に普段の生活で、自分で卵や野菜はオーガニックで作りたいなと思っています。今もバジルとかほうれん草とかトマトなどは、自分で作っています。
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