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【うあぱかAct'】健康はヒトだけのものではない!? 〜One healthという考え方〜

15/4/2026

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ブログをご覧いただきありがとうございます。UAPACAAパートナーズ・ボランティアの田代です。
前回までマルミミゾウの特集をしておりました。ここで一度、野生動物の保全に密接に関わる「One Health(ワンヘルス)」という考え方をご紹介したいと思います。実は、4月から大学院に入り、ワンヘルスに関わる研究を始めたところなのです。
​この視点があることで、野生動物を守ることの意義を広く深く理解できるかと思います。

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厚生労働省より

​One healthとは「ヒト、動物、植物、そしてそれらが共有する環境が相互に関連しており、各分野を横断する諸問題に対して、それぞれの分野で健康管理や保全に従事する者たちが協力して取り組む概念」を指します。もう少し噛み砕くと、例えばヒトの健康を維持しようと考えた時、その健康には動物由来の感染症や、自然災害による生活苦など、ヒトを取り巻く生き物や環境が関わる問題というものがあります。
​そのような問題に対して、ヒトの分野、つまり医療の向上だけでは不十分ではないかという提案がワンヘルスの一つの具体例とも言えます。

例えば、動物由来の感染症なら獣医師がその動物の健康管理を推進することで、ヒトを含めた周囲の動物たちへの病原体の伝播を抑えられる可能性があります。ただそこで満足せず、これだけでは不十分なところを各分野の人たちが連携することで更に補います。つまり、動物由来の感染症がどのように周囲へ広がるか研究した結果を、医師と共有します。これにより、日頃から接する動物に潜む危険性を地域住民に正しく伝え、万が一ヒトに感染した場合の治療方法を検討することに役立つと考えられます。
​このように、ヒトと動物の分野を横断する取り組みは、双方の健康維持に役立てられると考えられます。

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ワンヘルス6つのポイント:ワンヘルスの具体的な取り組みをイメージできるかと思います

​ロベケを含め、エコツアーを実施している国立公園では、このOne healthという考え方は非常に重要です。エコツアーでは観光客と野生動物の距離が近づくため、人獣共通感染症がやはり一つの大きな課題となります。

例えば、エボラウイルス病はゴリラやチンパンジーといった類人猿とヒトにおいて流行を繰り返しており、人獣共通感染症として有名です。この病原体であるエボラウイルスは、感染者の血液、分泌物、排泄物などを介して広がっていくと言われています。例えば、エボラウイルス病で死亡した類人猿を食べた人が、エボラウイルス病を発症するといった経路が考えられます(参考文献)。
​これは動物からヒトへの伝播ですが、ヒトから類人猿へ病原体を移してしまう可能性も考えなくてはなりません。

こうした背景を踏まえ、日頃から国立公園内の動物たちの健康状態を観察すること や、彼らがヒトへ伝播し得る病原体を保有していないかなどの基礎的な研究が重要視されてきています。それだけではなく、エコツアーの参加者に対しても動物との距離、自分の排泄物の処理、持参物の制限、自らの体調管理など、様々な注意喚起が実施されています。

野生動物を観察できる国立公園は大変貴重な存在です。しかし、お互いにとって安全に観察するために気をつけなくてはならないことが沢山あります。大変に感じるかもしれませんが、One healthという概念を思い出すと、至極当然な配慮であるとご理解いただけると思います。

いかがでしたでしょうか。
次回は再びマルミミゾウに戻り、予告していた食事シーンをお届けしたいと思います!
​

参考文献:Alexander, Kathleen A et al.(2015).“What factors might have led to the emergence of Ebola in West Africa?.” 

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【うあぱかAct’】マルミミゾウの親子との出会い

15/3/2026

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ブログをご覧いただきありがとうございます。UAPACAAパートナーズ・ボランティアの田代です。
前回までゴリラの特集を続けてきましたが、今回はロベケ国立公園を代表する動物、マルミミゾウにスポットライトを当てます!

舞台はゴリラの時と同様にプチ・サバンナです。その日は、プチ・サバンナに設置されている観察台に早朝から張り込んでいましたが、動物たちをほぼ見られないまま過ごしていました。しかし、そろそろ撤収の時間が近づく頃、突然茂みの中に茶色い動物がいることに気づきました。それが、このロベケ・インターンシップで初めて直接観察したマルミミゾウでした。
​
写真
おもむろに現れたマルミミゾウ(大きい...!)

​​​姿を見せた時は、鼻を高く上げて周囲を強く警戒しているように見えました。初めての実物のマルミミゾウに興奮し、ゾウに刺激を与えないように写真や動画を撮るのは少し苦労しました(笑
この後、少しずつ警戒状態を解いたマルミミゾウは、水を飲むだけでなく、泥を飛ばしたりして遊んでおり、私も落ち着くことができました。
泥を飛ばすマルミミゾウ

​しばらく観察してそろそろ撤収しようかとしていた時、さらに驚く展開が起こりました。なんと向かって左側、そして奥の森の方からマルミミゾウが1頭ずつ出てきたのです!
大人のマルミミゾウは基本単独生活で、オス同士が遭遇した場合は喧嘩に発展することもあるとのことで、やや緊迫した空気になりました。しかし、どうやら初めに姿を現した個体は子どもであり、後からやってきた2頭はその両親だったようです。
プチ・サバンナの中央付近で親子が集まるシーンがあり、一家団欒を垣間見ることができました。
​
写真
マルミミゾウ集合(左手前が母、中央奥が父、右手前が子)

いかがでしたでしょうか。このインターンの前に、マルミミゾウの写真や動画はいくつか見ていましたが、実物の迫力は桁違いでした!観察できたことによる嬉しさと、彼らの迫力に対する畏怖の感情が混ざり合い、印象深い体験となりました。
次回もマルミミゾウに着目し、食事シーンをピックアップしようと思います!
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【うあぱかAct'】おいしい!カメルーンのジャングルキャンプ飯

25/2/2026

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鶏肉のソースとお米のキャンプ飯
こんにちは。ボランティアの金子です。

今回からは、前回と前々回の”生きること”からつながり、カメルーンのキャンプ中のご飯についてご紹介していきます。お腹が空いてしまうことは不可避!空腹時の閲覧は注意ですよ…!

ジャングルの中を移動し到着したキャンプ地は、キッチンでもありダイニングでもあります。キャンプ地での料理は焚火で行い、水は近くの川で汲んだものを良く煮沸して調達します。食材はジャングルの中で採ることは出来ないので、パンや米、缶詰、卵など、キャンプ滞在日数分を村で購入し持って行きます。(調理や食材の運搬は、炊事担当のスタッフさんや、ポーターさんが行ってくれます。)
​

ここからは実際食べたキャンプ飯を写真とともにご紹介!

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ご飯を焚火で炒めている様子

​こちらが調理風景。ご飯にトマト缶を混ぜて炒めてくれています。ここに時々鯖缶が入ってきたりもします。カメルーンでも米は食べられており、日本のものよりも細長く、軽い、さらさらしたものです。塩を入れて茹でて炊くので、何もつけなくても少し塩味があります。
​

気になるお味ですが、おいしい!
カメルーンのご飯は、一日の楽しみが食事になり、がっついて食べてしまうぐらいどれも美味しかったです。(国民の皆さん、舌が肥えているんだろうな...)


​

〇お米を使用したご飯

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鶏肉とピーナッツソースのご飯
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トマト缶で炒めたご飯と卵焼き
これもお米を使用した夜ご飯です。カレーのようにかかっているのは、干した魚をピーナッツソースと絡めて作ったスープのような、ルーのような舌触りのものです。味はカレーのような味ではなく、ピーナッツのまろやかさと魚のだし、塩など、優しいシンプルめな味です。レモンを絞って食べるのですが、それがアクセントになってとっても美味しい。
こちらもお米系のご飯。トマト缶と炒めたものです。奥にあるのは卵焼きです。これは朝ごはんの画像なのですが、朝には基本卵が出てくることが多いです。卵焼きにはよく野菜が入っています。

​


​〇パンやパスタなどを使用したご飯

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トマト缶とサーディンのパスタ
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卵焼きとパンの朝ごはん
同じくこちらも日中のご飯。ご飯以外ではパンやパスタも出てきます。どちらも美味しい!私は画像の村で購入したパンがしっかり小麦の味がして、日本で売ってたら買いたいぐらいおいしくて好きでした。


​​〇キャッサバを使用したご飯

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クスクスと煮魚のスープ
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クスクスと野菜のソース
お米、パン、パスタ以外にも主食があります。それがこのキャッサバの粉をこねて蒸したもの。クスクスと呼ばれています。味と触感は発酵したお餅のような感じです。お米のように、ソースと一緒に食べます。美味しい。しょっぱさなどは無いので、砂糖をつけたらデザートのような風味にもなります。
ボリュームがしっかりあり、お腹の中で膨らみます。私はそれで一回、食べ過ぎて戻しました。でも食べ過ぎぐらいには美味しい。ジャングルの中ではいつもの2倍ぐらい食べていました。


いかがだったでしょうか、お腹は空きましたか?私は記事を書いていて現地の食事が恋しくなってきました...。日本でもアフリカ料理が食べられるお店はわずかにあるようです。皆さんもぜひ、食という面から更に現地に興味を持っていただけたらと思います。
来週はキャンプ以外で食べたカメルーンのご飯を紹介していきます!まだまだご紹介できていない美味しいものは沢山!ぜひお楽しみに!

​
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【うあぱかAct’】ゴリラのボディーランゲージ

15/2/2026

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ブログをご覧いただきありがとうございます。UAPACAAパートナーズ・ボランティアの田代です。
前回に続いて、ロベケ・インターンで見られたゴリラの特集です。今回は、人の存在に気付いたゴリラがどんな行動をしたか、一緒に見てみましょう!
早速、こちらの動画をご覧ください。
動画1:ドラミング
​

これは、「ドラミング」です。ゴリラの代名詞(!?)と言えるほど、有名なジェスチャーかもしれません。実は、このゴリラは前回のブログで紹介した「パンダヌスに夢中なゴリラ」と同じ個体です。パンダヌスを夢中で食べていたのですが、途中で私や現地ガイドさんの存在に気付いて少し遠ざかり、我々に向けてドラミングをした時の映像です。

実際のドラミングは、皆さんのイメージ通りだったでしょうか?おそらく、素早く胸を叩き、「ポコポコポコ」と高めの音を出す様子に驚かれたと思います。よく見ると、手は開かれていて、手のひらで胸を叩いていますね。ドラミングを真似する時は、手を拳にしてしまわないよう注意が必要ですね!(笑

ドラミングは、一見すると威嚇なのかなと思わせるほど雄々しいものですが、そうではありません。実際には、高まった感情を放出したり、自分の存在を示すためにドラミングをします。そのため、むしろ争いを避けるための行動でもあり、仲間内では「遊びたい」という友好的な気持ちを示すものでもあります。
この場面では、「ご飯食べている最中でしょうが!」といったところでしょうか(笑

また、こちらの動画もご覧ください。
動画2:クラッピング
​

先ほどとは違う個体ですが、パンダヌスを食べていたところで我々に気付いたというシチュエーションは同じです。そしてドラミングではなく、手を数回叩いており、「クラッピング」と呼ばれるようです。

野生ゴリラにおけるクラッピングについては情報が不足していますが、行動の意味はドラミングと似ているようです。ただ、UAPACAAパートナーズ代表理事の岡安さん曰く、子ゴリラやメスゴリラでは見かけるけれども、シルバーバック(大人のオスゴリラ)ではあまり見たことないとのことでした。
実際、このゴリラも体格は小さく、子ゴリラであると推測されます。我々のことを警戒していたのでしょうが、手を叩く動作は本当に人間そっくりで、食事の邪魔をした申し訳なさより、可愛い姿が見られたという興奮が上回りました(笑

​いかがでしたでしょうか。野生ゴリラの、人間に対するリアルな反応をお届けできたのではないかと思います。
今回で三度に渡ったゴリラ特集は、一時終了にしたいと思います。次回からは、ゴリラ以外の動物も紹介していきたいと思います。ロベケ国立公園には、魅力的な動物がたくさんいますので、彼らのジャングルでの生き生きとした姿をお見せできたらと思います!
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【うあぱかAct’】(動画有り)レア果物!?に夢中なゴリラたち

15/1/2026

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ブログをご覧いただきありがとうございます。UAPACAAパートナーズ・ボランティアの田代です。
前回に続いて、ロベケ・インターンで見られたゴリラの特集です。今回は、国立公園でも珍しいパンダヌス(Pandanus)という果物を食べているゴリラをご紹介します。
まずは、写真1と2をご覧ください。
写真1:パンダヌス密生地
写真2:ゴリラとパンダヌス
写真1では、パンダヌスが密生している場所を示しています。実は、この撮影場所から右側に目を向けると、前回紹介したプチ・サバンナと呼ばれる湿地帯(バイ)が広がっています。地面付近が少し暗がりになるほどパンダヌスが密集している様子は、まさに「ジャングル」という言葉からイメージされる風景かと思います(私だけでしょうか(笑))。
​
ここにゴリラのグループがやってきたということで、少しズームして撮影したものが写真2です。右端には、樹上に実ったパンダヌスが観察されると思います。また、少し見づらいですが、中央にはちょうどパンダヌスを食べているゴリラが見えます。パンダヌスが実をつけることや、それをゴリラが食べているシーンはほぼ観察できない貴重な出来事であるとのことで、初めて野生ゴリラを見た時と同じくらいの興奮を覚えました。

パンダヌスを食べるゴリラは皆、一心不乱にかじりついていました。その中でも、より食い意地の張っていたゴリラを紹介します(動画1、2)。
動画1:巨大なパンダヌスを食べるゴリラ

​動画1のゴリラは、まだ子供だと予想される体格をしていました。ですが、食べているパンダヌスのサイズは最大でした(笑)。顔のサイズの2倍くらいありそうなパンダヌスに食らいついており、育ち盛りなのかなと思えるほどの勢いでした。
動画2:パンダヌスに夢中なゴリラ

​動画2のゴリラは、おそらく妊娠しているメスで、お腹がポッコリしていました。食べる勢いは勿論ですが、目の前のパンダヌスに対して夢中であることが観察していてよく分かりました。実はこのゴリラと私の距離は10mもないほど至近距離でした。それにも関わらず、写真のパンダヌスを食べ切るまで、全く私には気付いていませんでした(笑)。
​
いかがでしたか?日本ではまず見られない果物と、その食事シーンをお届けできたかと思います。
次回は、撮影する我々に気付いたゴリラたちの、ユニークな反応を紹介したいと思います!
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【うあぱかAct'】歩くことと生きること #ロベケ #インターン報告

25/12/2025

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▲帰りの車窓から撮影した夕陽と道

こんにちは。ボランティアの金子です。
カメルーン、ロベケ国立公園でのフィールドリサーチから帰国して早2か月が経ちました。
前回までは動物語りの記事でしたが、実際に現地を訪れてみて、今回からは数回にかけて現地での体験をお話しできたらと考えています。

2025年7月26日から8月30日、思い返せばたくさん歩いた旅だったなと思います。
その中でも印象深い”歩くこと”にまつわる体験を今回は一つ。

東京成田から出発しカメルーンのヤウンデ空港に到着した私たちはそこから都心に向かい、
​更に都心から車で8時間と12時間、丸二日の車移動を経てロべケ国立公園に到着します。


何日もかかっているとはいえ、うっそうとしたジャングルと道路以外は何もないような場所を車に揺られながら「日本を出たあの日からたった数日でとんでもない所に来てしまったな...」と景色を眺めていると、何もない道路をてくてくと歩く現地の人々と何回もすれ違いました。
村間の移動をしているのでしょうか、現地の人はなんともない顔をしてただ道をずっと歩いていきます。
その様子は普段せわしなく時間の過ぎる日本という国から来訪し、とてつもない距離をすごいスピードで移動している異国人の私とはあまりに対照的で、現地に住む人々の”生きるリズム”を目の当たりにした体験でした。

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ジャンギのバイで動物の足跡の石膏型を取るスタッフ(左から2番目:金子 左から3番目:田代)

歩くという行為は、私たちの生活の中であまりに基本的な行為です。歩くテンポはひとりひとりが自らもつリズムであり、同時に生き物すべてが共通して持つリズムでもあります。
あっという間にすぎる車窓からの景色を眺めながら、遠くはなれた知らない土地を探検するのも良いけれど、今すれ違った村人のように、様々な移動手段が発展したこの時代に自分の身近な場所を自分のリズムで捉えることも、とても意味のある行為であり、生きるということそのものなんだなと思いました。

現地の人々がその土地で生きているさまは、あまりに新鮮で、私がアフリカに惹かれる所以のようなものを感じました。
またすぐに、行きたくなるのだろうなと思います。


今回は歩くをテーマにしましたが、今後もこのような”現地で感じたことこと”をリアルに書いていけたらなと思います。引き続き徒然草をお楽しみください。
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【うあぱかAct'】野生ゴリラとの初めての邂逅 #ロベケ #インターン報告

15/12/2025

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ブログをご覧いただきありがとうございます。UAPACAAパートナーズ・ボランティアの田代です。
世界ゴリラの日前夜祭のLIVE中継にご参加いただいた方はご存知かもしれませんが、私は7月末〜10月初めまでの約2ヶ月間、UAPACAAが支援しているロベケ国立公園をインターンとして訪問していました。この徒然草では数回に分けて、インターン期間に得た沢山の貴重な経験を皆様に共有し、現地の自然、動物たちの魅力をお届けしたいと思います。
​
記念すべき第1回目のタイトルは、「野生ゴリラとの初めての邂逅」です。そもそも、今回インターンを志願した経緯として、野生ゴリラを生で見たいという思いがありました。単純な理由ですが、子供の頃からゴリラが好きだからです。
幸いなことに、インターン期間では沢山のゴリラを観察し、映像に収めることができました。今回は、ロベケ国立公園に複数存在する湿地帯(バイ)の内、プチ・サバンナから彼らの様子をお届けしたいと思います。
​
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図1:単独シルバーバック1(2025/8/21)
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図2:UAPACAA理事中村さん撮影(2024/6)
1枚目は、単独で現れたシルバーバック(大人のオスゴリラ)です(図1)。朝7時ごろに観察され、滞在中はゴリラの好物であるカヤツリグサを食べ続けていました。実はこの個体は、2024年にも同じ場所で観察されており、4月のクラウドファンディングでも紹介しました(図2)。ゴリラの個体識別には鼻紋などが利用されますが、この個体は下唇の少し垂れている感じが特徴的ですね。
​
私にとって初めての野生ゴリラとの出会いが、この日でした。プチ・サバンナに到着し、「ゴリラがいるぞ」と教えてもらい観察できた時には、興奮を何とか抑え、写真や動画の撮影に必死でした。その日の夜、就寝前にゴリラの写真を見返していましたが、不意に涙ぐんでしまいました(笑)。この時、本当にゴリラに会えて良かったなと、心から思えました。
​
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図3:単独シルバーバック2(2025/8/27)
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図4:単独シルバーバック3(2025/9/2)
その後も、単独のシルバーバックを何頭か見ることができました(図3、図4)。図3のゴリラもカヤツリグサを食べているシーンです。時折、写真のようにカヤツリグサを咥えている瞬間を撮影できました。大きい体を持つシルバーバックが細い草本を咥えている様子は、サイズ感のギャップに可愛らしさを感じ、私の中でお気に入りの写真の一つです。
図4のゴリラも手に取ったカヤツリグサを、口をすぼめながら食べています。豪快に食べる様子を勝手に想像していたので、良い意味で期待を裏切られました(笑)。
​
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図5:7頭グループ(2025/8/25)
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図6:13頭グループ(2025/9/5)
さらに、グループでゴリラが出てくるシーンもありました(図5、図6)。図5では、グループを構成する7頭すべてを一望することができます。中心にシルバーバックが佇んでいる姿は、まさに一家の大黒柱という雰囲気を感じました。図6には、13頭のゴリラグループの一部が写っています。引きの写真で見づらいかもしれませんが、右端に子供のゴリラがお母さんゴリラの背中に乗っている姿を確認できると思います。グループの次世代が元気よく過ごしている姿は、国立公園としては一つ安心できる材料だと思います。
​
いかがでしたでしょうか?ゴリラだけに絞りましたが、楽しんでいただけたら幸いです。
今回は、バイで見られたゴリラに絞りましたが、次回は異なる場所で見られたゴリラについて紹介したいと思います(私がゴリラ好きであるため、ゴリラの特集が続きます(笑))。頻繁に見られるシーンではないので、楽しみにしてもらえたらと思います。
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【カメルーン・ロベケ国立公園支援】野生動物観察ツアーへのお誘い

7/7/2025

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2020年から約2年間、コロナ禍の拡大で世界中の観光業が、大打撃を受けました。自然保護活動の中でも、野生動物と地域の持続可能な発展を共存させる重点政策として、各地で進められていたエコツアー開発も、当然、開店休業に…。
​特にロベケ国立公園は、カメルーンでも最奥部の熱帯ジャングルの真っ只中、(アクセスは大変ですが)その原初の自然の美しさ、知る人ぞ知る大型野生動物の宝庫として、売り出そうとしていた矢先でした。
【参考】ロベケ国立公園までの、1泊2日の旅
当初、コロナのパンデミックが引き起こした懸念は2つ。1つは致死的感染症による人的被害の拡大と野生動物への影響、そして2つ目は国境封鎖などによる、経済活動の停滞でした。
カメルーンやコンゴ民主共和国などアフリカ中部の国々では、幸い人的被害も野生動物への影響もほとんどなかったのですが、2つ目の経済の停滞は都市部から離れた地域に、大きな爪痕を残しました。ロベケ国立公園も、2022年までの2年間は訪問客がたった6人に留まり、エコツアーの復興は大きな課題となってしまいました。昨年までの客足の戻りも、ヨーロッパから東や南アフリカへの、怒涛のバカンスラッシュに比べ遅々たるものです。
そこでUAPACAAパートナーズとしても、国立公園と地域コミュニティをバックアップすべく、日本でロベケ・エコツアーをプロモーションしていくことになりました。国立公園当局が募集・受入するツアーで、岡安が通訳として同行可能な日程は、現在のところ以下を予定しています。ご興味が湧いた方、中身をもっと詳しく知りたい方は、ぜひ申込フォームから1度、お問い合わせください!
<日程>
ロベケ国立公園が主催するエコツアーのご案内です。カメルーン首都ヤウンデの、ホテル集合・解散の『着地型ツアー』となります。航空券やオンラインのビザ申請等の手配はご自身でお願いいたします。
第一弾:7月28日朝ヤウンデ集合〜8月8日午後ヤウンデ解散(現在1名様参加可能)
※ 7/31〜8/3 地域のピグミーや農耕民の人々のお祭りがあります

第二弾:8月10日朝ヤウンデ集合〜8月21日午後ヤウンデ解散(最大3〜4名様)
第三弾:12月29日朝ヤウンデ集合〜1月6日午後ヤウンデ解散(最大3〜4名様)
※ 
第二弾の後、〜10月1日までの間、また第三弾の前後で、ご希望に合わせ日程をカスタマイズしたツアーを組むことも可能です。
ヤウンデ↔︎ロベケ国立公園:ランドクルーザーで1泊2日
ロベケ国立公園:2泊3日のプチ・サバンナ訪問(片道6km歩きます)。その後、参加者の体調を確認し、ジャンギのヨウムの乱舞を観察する4泊5日のサファリに挑戦(プチ・サバンナで前後泊+ジャンギまで約12km)

全行程:移動4日、サファリ3日+5日=8日、計12日間の純野生動物観察の旅
 <予算>
国立公園支払約350万XAF(≒€5,300)と通訳経費€1,000を、現金でご用意ください。
※ 現地で清算しますが、ヤウンデからロベケまでの移動中の食費・宿泊費は含まれません(片道約2万XAF)。
※ 日本円を直接XAFに換金できませんので、€でお持ちください。
※ カメルーン国内への外貨の持ち込みは上限があり(100万XAF相当≒約€1,500)、超過分に税関で課税される可能性があります(数%)。

    <ロベケ国立公園エコツアー申込>

    アルファベットで、名前を先に苗字を後に記入してください。
    第一弾〜第三弾から選び、あるいはご希望の期間をご記入ください。第二弾のあと10月初めまで、岡安がカメルーン滞在中は受入が可能です。※ 内容に関するご質問のみでも、お気軽にお寄せください。
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