今日は、UAPACAAパートナーズにとっては8回目の『World Environment Day(世界環境デー)』を迎えることができました。設立(2018年6月15日)2年もしないうちにコロナ禍に見舞われ、そうこうするうち世界各地で大国の武力行使が始まり、日本からの国際協力は難しい局面をくぐり続けています。そんな中でも、私たちのアフリカの2つの現場プロジェクトは、皆さまからの熱いご支援や地球環境基金の助成金もいただき、現地の仲間たちと頑張ってくることができました。改めてお礼申し上げます。
『世界環境デー』は、「人間環境宣言」が採択され「国連環境計画」が設置された、1972年の初めての「国連人間環境会議」で、国連が定めた最初の環境記念日。54年を数える長い歴史を持ちます。今年のテーマは「A GLOBAL CALL FOR CLIMATE ACTION(気候変動に立ち向かう世界のアクション)」アゼルバイジャンのバクーがホスト地です。 (こちらは国連環境計画作成のプロモーションビデオ)
ここしばらく、世界環境デーの共通テーマは、生物多様性の保全やさらには再生、またプラスチック問題などが取り上げられてきました。しかし今年は、また環境問題の原点に戻る「気候アクション」。具体的な汚染源が目に見えないとはいえ、気候危機は後戻りの効かないティッピング・ポイントを越えようとしている、という共通認識を今、もたないと間に合いません。
また、世界各地で続く爆撃。戦争は温暖化ガスの最大の排出源です。社会を分断し、環境破壊を加速する戦争は、どこのどんな理由であれ、今すぐ止めなければなりません。その思いを形にする上でも、世界環境デーのテーマとしても、今日は『世界気候アクション』に賛同し、改めて声を上げ続けるために結集しましょう!
それにしても、この記事を書くために、今年の環境デーのテーマを検索していたら…。
大臣官房の報道発表にある、環境省の今年度のテーマは「環境にちょっと良いことは、暮らしのそばに。」だそうです。1972年に日本も提案国の一員としてできた『世界環境デー』ですのに、国連の掲げるテーマにまったく呼応しておらず、今の日本政府の環境問題に対する後ろ向きな姿勢が露骨に表れ、前途多難の一因はこんなところにもと頭を抱えてしまいました。(岡安)
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